SSブログ
UFOと宇宙人28 ブログトップ
- | 次の3件

恐竜絶滅の謎・4 [UFOと宇宙人28]

1992年、アメリカの連邦議事堂。地球に衝突する危険のある小惑星を検出するための世界的なネットワーク「スペースガード計画」が、正式に発足した。2011年現在でNASAが把握した地球接近小天体の累計は、およそ一万個に達している。

カール・セーガン・センター所長のデビッド・モリソン氏が語る。
『私達は数々の天災を経験しています。例えば地震や火山の噴火、ハリケーンに台風などがあります。こうした天災の中で唯一危険を回避できるのが、隕石の衝突なんです。地震や噴火を防ぐことはできません。しかし、隕石が地球に衝突することが10年から20年前に判るなら、理論的には回避が可能です。宇宙船を飛ばして体当たりさせて、地球に当たらないように隕石の軌道をそらすのです』

IMG_3933.jpg
(ガラダマのように・・・)

『衝突を避けるために人類が小惑星の軌道を変える技術を持つならば、高度な文明を持つ宇宙人が地球に向けて小惑星を飛ばす技術を開発していた可能性だって考えられますよね?』
こう語るのは、宇宙人の書籍を発行する出版編集者のジョルジョ・ツォカロス氏だ。

ユカタン半島めがけて宇宙人が小惑星を飛ばした可能性は否定できないと語る理論物理学者もいる一方で、自然史博物館のルイス・チアッペ所長は次のように述べている。
『隕石の衝撃は、絶滅の引き金となるほど大きなものだったのでしょうか?これが原因で恐竜が滅んだかどうかは、今も議論が分かれるところです』

正統派の科学者達は、恐竜を滅ぼした原因とされる小惑星が「バティスティーナ」という巨大な小惑星の断片であると、長いこと考えてきた。しかし、2011年9月19日にNASAは、衝突した小惑星の出所が別にある可能性を示唆している。

カール・セーガン・センター所長のデビッド・モリソン氏が語る。
『6500万年前に地球に衝突した天体の出所を推測できるかどうかは、はっきりしていません。絶対的にデータが不足しているのです』

小惑星がバティスティーナの破片でなければ、どこから来たのだろうか?古代宇宙飛行士説の一派で語られるように、この小惑星が宇宙人の兵器である可能性はないだろか?

未確認動物学者フランクリン・ルール氏が語る。
『恐竜を滅ぼすために、宇宙人が特別なモノを使って絶滅を引き起こしたのかもしれません』

1980年にアメリカの物理学者ルイス・アルヴァレズは、6500万年前の薄い地層に高レベルのイリジウムが含まれていることを発見した。この元素は、自然界では生成されない。
(隕石衝突による恐竜の大量絶滅説を発表したのも、彼である)

カール・セーガン・センター所長のデビッド・モリソン氏が語る。
『希少な元素を小惑星や彗星が運んだのでしょう。太陽系のどこか、地球や月から遠い所にあった元素と思われます』

IMG_3935.jpg
(核爆弾で恐竜を滅ぼしたとしたら証拠は・・・)

イリジウムは、隕石や彗星、小惑星といった天体によって地球にもたらされるという説がある。しかし、ある物の副産物として、この元素が大気中に放出されることもある。死の灰を引き起こす「核兵器」である。イリジウムが多く含まれた地層は、核兵器がかつて地球を襲った証と呼べるのだろうか?恐竜を滅ぼすために、意図的に核が使用されたのだろうか?発掘された恐竜の骨の中に、その痕跡が残されているとも言われている。

IMG_3936.jpg
作家のマイケル・バラ氏が語る。
『世界各地で展示されるティラノサウルスの骨格の多くが鉛入り塗料で覆われていることは、ほとんど知られていません。特殊な塗料が使われた理由は、骨から高濃度の放射線が検出されたからです』

恐竜が何らかの核兵器の犠牲になっていたならば、動かぬ証拠が残されているのではないか。古代宇宙飛行士説では、古代インドの文書に証があると考える。

作家のジェイソン・マーテル氏はこう語る。
『マハーバーラタなどの古代インドの文書の中にはさまざまなサイズのトカゲのことが書かれていて、建物のように大きなものまでいたようです。この生物は、神の怒りによって滅ぼされます。これを単なる神話と言うこともできますが、古代の異星人によって大量絶滅が引き起こされたとも考えられます』

『インドには、古代のサンスクリット語で記された文書が数多く残されていますが、こうした文書に現代の核兵器によく似た兵器のことが述べられているのです。このほかにも、宇宙船などの先進技術が記されています』
こう述べるのは、作家マイケル・クレモ氏だ。

IMG_3937.jpg
(千の太陽よりまぶしい光・・・想像図)

『マハーバーラタやそのほかのインドの聖典の中には、「千の太陽よりもまぶしく光った」という表現で、大量破壊兵器のことが綴られています。爆発の後には、静寂が訪れたのだそうです。もしこれが核兵器だとすれば、論理的に考えて、宇宙からもたらされたとしか考えられません。ですから、恐竜は天災に見舞われたのではなく、皆殺しにされたのではないでしょうか』
このように語るのは、古代宇宙人の専門誌を発行するジョルジョ・ツォカロス氏である。

IMG_3938.jpg
ツォカロス氏が語るように、恐竜は宇宙人によって滅ぼされたのだろうか?だとすれば、現代まで生き延びた恐竜がいたとは考えられないだろうか。「恐竜は今も生きている」という説がある。この説によれば、我々のすぐそばにいる生物にその証が見られるという。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
恐竜の骨から高濃度の放射線が検出したと言う話は、驚きである。原子爆弾で発生するイリジウムの濃度と恐竜の骨のそれとがどのくらい近いのかが分かれば、おのずと答えは出るのではないだろうか。なぜなら、自然界には存在しないのだから。

nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

恐竜絶滅の謎・終 [UFOと宇宙人28]

1861年、ドイツのゾルンホーフェン。考古学者によって、石灰岩に埋め込まれた奇妙な化石が発見された。その特徴は明らかに恐竜のものだったが、骨格には翼が付いていた。これがアーケオプテリクス、別名、始祖鳥である。

IMG_3943.jpg
(始祖鳥の化石)
IMG_3944.jpg
(始祖鳥の想像図)

自然史博物館のルイス・チアッペ所長が語る。
『始祖鳥はモナリザ同様に謎の多い生物で、約一億五千万年前に生息したと考えられています。骨のある長い尾、カギ爪や歯といった恐竜の特徴が見られますが、身体は小型で空を飛んだようです』

地質学者のマーク・ウィルソン氏が語る。
『始祖鳥は、最初に発見された羽毛恐竜ですが、この羽毛は明らかに空を飛ぶためのものでした』

未確認動物学者フランクリン・ルール氏が語る。
『羽毛は体温を保つためか、異姓を惹きつけるためか、あるいは獲物を捕らえたり逃げたりする際に速く動くためのものだったのかもしれません。鳥と恐竜とに共通する特徴が100以上も見つかっていることは、鳥の起源が恐竜にあるという説を裏付ける有力な根拠となっています。ある仮説では、ティラノサウルスの末裔は現在のニワトリやダチョウの一種であると、言われています』

自然史博物館のルイス・チアッペ所長が語る。
『最近では、「恐竜は絶滅してはいない」と考えられるようになりました。現生鳥類がおよそ一万種いると仮定するなら、一万種の恐竜が生きているということになります。恐竜とよく似た初期の鳥類は、進化の過程をつなぐ*ミッシングリンクとも言えます』
(*)生物の進化・系統において、化石生物の存在が予測されるのに、発見されていないすき間のこと。始祖鳥の発見は、鳥類と爬虫類とのすき間をつなぐ例になる

古生物学界においては、今のところ始祖鳥は、空を飛んだ最古の鳥類と言われている。だが、これが事実だとしても、現代の鳥のすべてが始祖鳥から進化したことにはならないのではないかと、古代宇宙飛行士説では疑問を投げかける。また、恐竜の遺伝子を持つ鳥や爬虫類は、どうやって進化を遂げたのだろうか?

作家で古代宇宙飛行士説を最初に提唱したエイリッヒ・フォン・デニケン氏は、つぎのように語る。
『進化論においては、およそ六千万年前に恐竜はすべて死に絶えたと考えられています。しかし、その原因がはっきりしていません。隕石の衝突ではないかと言われていますが、これが原因だとしても、なぜ恐竜だけが絶滅したのでしょうか?隕石の衝突ならば、地上の生物すべてが死に絶えているはずなのに、そうなってはいません。なぜ、恐竜だけが滅んだのでしょうか?』

資料館館長のジョナサン・ヤング氏が語る。
『太古の昔から生き残っていると言われる生物がいます。ゴキブリやワニ、サメにトカゲなどです。ですから、深海の奥深くや未踏の湖などに、人類が見たことも無い生物が生きているかもしれないのです』
IMG_3946.jpg
(シーラカンスの頭部)
IMG_3947.jpg
(シーラカンスの全身)

未確認動物学者フランクリン・ルール氏はこのようなことを言っている。
『世界中で、湖に棲む怪物が語られます。一番有名なのは、もちろんスコットランドのネッシーですが、こうした怪物は6500万年前の大災害を生き残った恐竜なのでしょうか?恐竜は6500万年前に死に絶えたと信じている懐疑派の方々のために、シーラカンスを例に挙げましょう。これは、1938年にマダガスカルの沿岸で発見された化石魚類です。恐竜より古い時代の生物で、とうに絶滅したと考えられていました。体長はおよそ2メートル、重量は50キロ近くあります』

古代宇宙飛行士説を論ずる多くの者が言うように、恐竜から進化した生物が生まれた過程に宇宙人が介入してはいないだろうか?どんな理由があったのだろうか?恐竜の骨の中に、答えを見つけることが出来るとも言われている。

1993年、古生物学者のメアリー・シュバイツァーは、ティラノサウルスの足の骨に関する革新的な論文を発表した。骨はおよそ7000万年前のものと思われたが、シュバイツァーはこの骨の中に血管と完全と見える細胞を発見したのだ。長年唱えられてきた「恐竜の柔らかい組織は分解してしまう」という通説が、この発見によって覆された。

自然史博物館のルイス・チアッペ所長が語る。
『何億年も前に生息した動物のたんぱく質やDNAの一部を発見できる可能性が出て来たということは、大変素晴らしいことです。これによって古遺伝学の道が開かれますし、これまでは不可能とされてきた手法を使って、太古の昔に生息した生物の遺伝子構造を解析することもできるようになります』

また、未確認動物学者フランクリン・ルール氏はこう語る。
『これまでは動物の軟組織は化石化によって失われてしまうもので、残っていないと考えられてきました。しかし、シュバイツァー博士によって、恐竜の化石にDNAが残っている可能性が出てきました。このDNAを抽出して再生することが出来れば、現代に恐竜をよみがえらせることだってできるかもしれないのです』

IMG_3948.jpg
人類が再生可能なDNAを恐竜の化石から抽出出来る日が近づきつつあるのなら、古代宇宙飛行士説で言われる様に、地球外生命体はこの技術をはるか昔に開発していたのではないだろうか。宇宙人は恐竜の遺伝子を操作して、小型で数が多く、扱いやすい種へと作り変えていたのではないか?

出版編集者のジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『シーラカンスが現在まで生き延びて来られたのは、宇宙人によって保護されたからかもしれないと、私は考えています。宇宙人はシーラカンスのDNAを保存しておき、絶滅してから長い年月が経った後にシーラカンスを蘇らせて、海に放したのかもしれません。恐竜の時代から生きているとされるそのほかの生物たち、つまりワニやカメといった生物にも同じことが言えるでしょう』

『中生代に生きた巨大な恐竜が死に絶えなければどうなっていたのか、簡単に予測はできません。しかし、恐竜が絶滅しなかったならば、現代の私達が生きるこの世界は決して訪れなかっただろうと、個人的には思っています』
こう話すのは、自然史博物館のルイス・チアッペ所長である。

IMG_3951.jpg
(絶滅していなかったら、地球を支配していたのは恐竜・・・)

また、古代宇宙飛行士説最初の提唱者エイリッヒ・フォン・デニケン氏は、つぎのように語っている。
『恐竜は、宇宙人によって滅ぼされたのかもしれません。もし恐竜がずっと生き続けていたならば、地球を征服してしまったと思われます。恐竜が存在し続けることは、自分達に似たヒト型の生物を創ろうとしていた宇宙人にとっては計画外で、有り難くないことだったのでしょう』

恐竜は、実際には宇宙人によって、計画的に絶滅させられていたのだろうか?
大惨事を生き抜いて人と共に暮らし、別の生物へと進化して今も生きる恐竜はいないのだろうか?

その答えはおそらく、地球の至る所に埋まっているのだろう。恐竜に関する事柄を解明することは、ある生物の真実を明かすことにつながるかもしれない。宇宙に起源を持ち、地球に住まう奇妙な生物、つまり人類である。
(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
隕石衝突が「恐竜だけ」を絶滅させる原因にはなり得ないと、いくつかの証拠が語っているように思える。始祖鳥は、滅びずにどうやって鳥に進化したのか?恐竜は絶滅して、始祖鳥が生き残ったのは何故か?

nice!(10)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ
- | 次の3件 UFOと宇宙人28 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。