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NASA(アメリカ航空宇宙局)の見解 [UFOと宇宙人/特別篇]

《特別篇》として、過去に宇宙あるいは地球上で起こった不可思議な現象について、アメリカのNASAが出した見解を紹介します。

【現象1】ロシア上空に突然現れた火の玉。それは空中で何かに迎撃され、破壊されたかのように見えました

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(目も眩む閃光と共に火の玉が落下してきて・・・)

2013年2月15日、ロシア南部の工業都市チェリャビンスク。学校や職場で、一日が始まったところでした。午前9時20分。目も眩むような光が、町を照らします。人々は、外へ飛び出しました。光は、突然消えます。驚いた人々は、巨大な飛行機雲のようなものを、カメラに収めました。数分後、衝撃波が町を襲いました。

爆風の威力は、最低で長崎の原爆の25倍。窓ガラスが、粉々に砕けます。町の人々は、納得のできる説明を探し求めました。インターネットでは、ロシアへの攻撃だというウワサが広がります。極右の政治家は、アメリカの仕業だと主張しました。

モスクワでは、NASAの科学者スラバ・テュリシェフが答えを探していました。
『情報が錯綜し、不安が高まっていました。単発の現象か、それとも同じことがあるのかと』

NASAが原因究明を急ぐ間にも、謎はさらに深まります。

元英国国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『直後から、ウワサが広がり始めました。あの火の玉は、ただ落ちたのではないというのです。何かが火の玉に向かって行って、それを破壊したらしいと』

何かが衝突したように見える映像は、人々の興味をそそります。NASAは、何十というカメラで撮影された映像を、時系列に従って詳細に調査しました。そして、下した結論は?

チェリャビンスクの人々が目撃したのは、大気圏に突入して分解する隕石だったのです。
火の玉を破壊したように見えたのは、一緒に飛んでいた隕石の破片だったのです。しかし、町を破壊されたチェリャビンスクの人々は、NASAの説明に納得しませんでした。

あのすごい衝撃波に見合うクレーターを探してみても、直径数メートルのものが見つかっただけ。しかし、隕石の専門家ローレンス・ガービー教授によれば、巨大な物体が超音速で大気を切り裂くことで、あのような破壊がもたらされるのだと言います。

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(落下して来た火の玉は、途中で人々の視界から消えて・・・)

ガービー教授の話。
『人々は、まず隕石が砕け散るのを目撃しました。その時点では、何も聞こえません。光は一瞬にして届くので、まず見えるんです。しかしその間にも、音速で私達に近づいてくるモノがありました。それは衝撃波です。それが、町中の窓を一瞬にして割ったのです』

町の上空を超音速で飛ぶ破片が、あの衝撃波を発生させていたのです。もっと壊滅的な破壊もあり得ました。地球の大気がクッションになって、隕石の破壊力を弱めたのです。NASAによれば、大気がクッションになり得たのは、隕石が比較的柔らかな岩石だったからです。直径17メートルのこの隕石が金属だったなら、その破壊力は恐ろしいものだったでしょう。

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アメリカのアリゾナには、巨大な隕石が直接地上に落ちたため、できたクレーターの縁(へり)が盛り上がり、高さ45メートルの丘のように見えます。地球近辺には、金属でできた小惑星が8万個以上あります。中には、地球に向かっているものがあるかもしれません。
(終わり)


【現象2】突然太陽の近くに、大きさが地球の10倍はあるような巨大な影が見えだした。それは、映画スターウォーズに出てくる「デススター」のような丸い宇宙船なのか?

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(黒く丸い物体⇧⇧⇧からノズルが数本出て、太陽とつながった様に見えるが・・・)

2012年3月、地球周回軌道を回る太陽観測衛星から届いた映像に、不吉な影が映っていました。あのダースベイダーが乗っていたデススターのような影でした。惑星サイズのノズルが、黒い球体と太陽をつないでいる様に見えます。この光景を見て、何者かが意図的に太陽に近づいたという憶測も生まれました。

SF作家で天体物理学者でもあるブライン博士が語る。
『燃料補給のために、何者かが太陽に近づいたのかも?』

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太陽は、いわば巨大な核融合炉。燃料補給には最高です。宇宙でもし燃料補給をするとすれば、宇宙船が太陽のような恒星に接近して、エネルギーを吸い上げるという方法が考えられます。あの映像は、正にそれでした。

しかし、太陽の大気であるコロナの温度は、百万度以上あります。私達の宇宙船は、近づけません。私達よりも進んだ技術を持つ宇宙人がいたら、どうでしょう。太陽にあれほど近づいても蒸発しない宇宙船を造るには、画期的な技術が必要です。

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燃料補給を終えたデススターが巨大なノズルを引き揚げ、銀河系のどこかへ破壊をもたらしに行った。そんなことはあるはずが無いと、NASAはこの黒い球体について科学的な説明を試みます。その説明もまた、驚くべきモノでした。

デススターように見えたのは、プロミネンスの中にできた磁気のバブル(泡、気泡)だと思われます。太陽の縁には、炎のように吹き出すプロミネンスがあります。それが、ノズルのように見えたのです。そして、デススターかと思われたのは、プラズマで満たされた木星サイズの磁気のバブルでした。

黒い球体を浮かせていたのは、磁場です。それは、絶えず変化します。磁気バブルはやがてはじけ、プラズマを噴出させます。地球からは見えなくても、太陽では常に爆発が起きているんです。

NASAの映像に映っていたのはデススターではありませんでしたが、地球文明への危険因子であることは変わりありません。デススターかと思われたものより、はるかに大きな磁気バブル。噴出させるプラズマの量は、一千倍にもなります。

地球を直撃すれば、甚大な被害が出かねません。人工衛星も電子機器も、機能しなくなるでしょう。通信障害が発生し、送電システムに障害が起こるでしょう。

地球の運命は、太陽にかかっているのです。太陽の活動次第で、地球は氷河に覆われることも、ジャングルに覆われることもあります。そして、一面の砂漠になることも。太陽の危険性を、私達はもっと認識するべきでしょう。
(終わり)


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ロシアの隕石事件では、怪我人1500人程を出したが、地上への直撃を免れたため、甚大な被害にはならなかった(被害総額は約30億円と言われる)。宇宙にゴミのように浮遊している隕石が、いつ地球に落下してくるとも限らないことを考えると、恐ろしい。

デススターがホントだったら、これも怖い。だが、我々に恵みをもたらす太陽が、半面でとても危険な存在であることを、いつも意識しておかねばならない。

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