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MUFON発【アメリカ大統領とUFO】2 [MUFON発/情報D]

MUFON(ムーフォン)とは、世界中のUFO目撃事件を調査・研究する民間ボランティアで構成される、政府とはしがらみの無い独立した組織である。米国に拠点を置き、正式名称はMutual UFO Network、日本語では「相互UFOネットワーク」と訳される。

MUFON(ムーフォン)が保管する7万件に及ぶファイルの中には、アメリカ歴代の大統領たちが知り得たUFOや宇宙人に関する真実が眠っている可能性がある。トルーマンやアイゼンハワーは秘密を守るために分厚い壁を作ったが、その後の大統領たちはそのシステムを維持することに難しさを感じていた。

ケースファイル1;ジョン・F・ケネディ 冷戦の危機(1961年~1963年)
MUFON州局長のジョン・ベントレ氏が語る。
『ジョン・F・ケネディは、UFO史における重要人物です。彼の経験こそが、昨今の大統領たちがUFOの秘密を暴かない理由なのです』

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(第35代アメリカ合衆国大統領)

サンディエゴ州立大学教授ジョン・プットマン氏が語る。
『彼は冷戦のさなかに大統領を務め、キューバ危機や宇宙開発競争においてソ連と対立しました』

1961年11月5日。ケネディ大統領が、ある知らせを受けた。ソ連のレーダーシステムが、UFOを含めた一部の航空機を認識できなくなっているというのだ。この不具合が、第三次世界大戦を招くのだろうか。

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(CIA長官アレン・ダレス)

UFO歴史家のリチャード・ドーラン氏が語る。
『ケネディは、これについてCIA長官のアレン・ダレスと常に話しあっていました。ダレスの話では、CIAはすでに「デコイ装置(おとり装置のこと)」をソ連領空へ送り込み、ソ連のレーダー機能を試しているとのことでした。テストによれば、ソ連はUFOとその他の航空機や弾道ミサイルとの区別が付けられないらしいのです。このため、ソ連がUFOをアメリカからのミサイルと誤認し、核攻撃に踏み切る可能性がありました』

ケネディは、冷戦の相手国であるソ連と話し合いを持つことにした。もちろんソ連と同盟を結ぶわけではないが、ともに話し合い、誤って戦争を起こすという悲劇を避けなければならなかった。

前出のジョン・ベントレ氏が語る。
『1961年から1963年の間に、ソ連とどんな話し合いがあったのかは判りませんが、1963年に興味深いことが起こります』

1963年11月11日、ソ連は無人の宇宙船を打ち上げるが、地球の軌道から抜けられなかった。ソ連が打ち上げた無人宇宙船コスモス21は、そのミッションがいまだに明らかになっていない。何かと謎の多い宇宙船であった。

UFO研究家のドワイト・エクイツ氏が語る。
『打ち上げ失敗の翌日、ケネディは「国家安全保障決定覚書(おぼえがき)」を発行し、NASAにソ連の宇宙開発と協力するよう求めます。さらにCIAに対しても、ソ連とUFOに関する機密情報を共有するよう命じたのです』

コスモスのミッションの真相は解らない。解っているのは「ある悲劇」が起こり、ケネディの命令は実行されなかったということだ。

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(日本の記念すべき最初の衛星中継がケネディ暗殺事件であった)

続けて、ドワイト・エクイツ氏が語る。
『ケネディが「覚書」を発行したのは、1963年11月12日です。そのわずか10日後、ケネディは暗殺されます』

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(ケネディ大統領 国葬の様子)

ケネディの暗殺は、彼がUFO情報をソ連と共有しようとしたことと関係があるのでは、と主張する者もいる。

前出のリチャード・ドーラン氏が語る。
『ケネディは当時、UFO問題を含めた様々な政策を通じて、国家安全対策を担う他の高官たちと対立的立場にあったようです』

ケネディ大統領の死により、ソ連とのUFO情報共有は果たされなかった。しかし、MUFONの資料によれば、その後もUFO事件は冷戦中の両国で混乱を引き起こし、アメリカとソ連に危機一髪の事態をもたらすことになる。

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ケースファイル2;1967年 マルムストローム空軍基地 UFO目撃事件

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(イメージ)

前出のリチャード・ドーラン氏が語る。
『1967年3月16日、モンタナ州マルムストローム空軍基地でとんでもない事件が起こりました。この空軍基地では、広大な面積を持つ発射場にたくさんの「ミニットマン核ミサイル」が点在していました。発射制御センターもありました。問題のこの日、多くの地上従業員たちが赤く光った物体を目撃します。その物体は、上空の非常に低い所を飛んでいました。彼らは、地下の司令部に電話をかけました。

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(イメージ)

電話に出たのは、ロバート・サラスという中尉です。サラス中尉は電話を受け、上官に相談しようとしました。すると、すべてのミサイルが機能停止となり、ミサイル制御盤のライトが次々と点滅しました。大勢の地上従業員がUFOを目撃し、その直後にミサイルが機能を停止したわけですから、関連性があると考えるのが自然です。似たようなことは、ほかにもありました』

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(ニクソン(左)とブレジネフ書記長が国際協定締結)

その後、ソ連やアメリカの核ミサイル基地を混乱させるUFO事件は、リチャード・ニクソン大統領の在任中に何度も起きている。そして、ケネディ同様ニクソンも、こうしたUFO事件が誤って敵国のミサイル発射を引き起こすことをおそれた。1971年、ニクソンとソ連のブレジネフ書記長は、この事態について国際協定を交わした。

続けて、リチャード・ドーラン氏が語る。
『この年、協定が締結されました。核戦争の勃発を最低限に抑えることを目的としています。その情報の中で、万が一、未確認飛行物体が自国の物では無い場合、それを相手国に伝える方法について明確に定義されているのです』

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(第37代大統領ニクソンはアイゼンハワー政権で副大統領であった)

ニクソンとブレジネフの協定により、誤って核戦争が引き起こされる危険は格段に小さくなった。だが、MUFONの資料によれば、ニクソンはUFO問題についてより多くを知っているという。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
何一つ判明したものの無い「ケネディ大統領暗殺事件」の背景には、アイゼンハワーが面会したとされる宇宙人との取り決めが関係しているというウワサがある。ケネディは宇宙人との取り決め内容を暴露しようとして、暗殺されてしまったというのだ。つまり、ケネディ暗殺事件は、大統領よりもさらに強い権力を持つ組織がアメリカ国内には存在していて、大統領といえどもその組織の方針に逆らうようなことをすれば「死」が待っていることを暗に示しているというのである。
その組織【マジェスティック12】は、名称を変え人を変えて、今も存在しているらしい。アイゼンハワーが組織したこの【MJー12】はCIAやNASAの一部職員が関係しているらしく、たとえ大統領命令であってもUFO問題についての協力は決してしない。だから、大統領候補者が「当選したらUFO問題を明らかにする」と言っていても、大統領に就任した瞬間に協力を拒まれ、UFO問題を明らかにすることの困難さを痛感して発表を控えることになるのだ。

【ケネディ大統領暗殺事件】
1963年11月22日金曜日、現地時間の午後12時30分にテキサス州を遊説中の現職の第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが、ダラス市内をオープンカーでパレード中に銃撃され、死亡した暗殺事件である。

約1時間後に逮捕され犯人とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドは、2日後にダラス警察署内でジャック・ルビーに銃撃されて死亡し、実行犯と思われる人物が法廷に立つことはなかった。

翌年に出されたウォーレン委員会の公式調査報告は、事件をオズワルドの単独犯行として大統領は後方から撃たれたと結論づけた。しかし、この調査報告に対して数々の疑惑と反証になるライフル銃の軌道や周囲の状況証拠や証言が出るなど、長年にわたって真相について議論が続いている。暗殺の動機も背後関係もわからず、多くの謎を残したまま捜査が終了したことから数々の陰謀説が出て、事件から半世紀が過ぎても、なお論議の的となっている。

大統領が最初の銃弾を受けた時は喉に手を当てようと両腕の肘が上に向かっている。背中の上部から喉仏に貫通したと見られているが、この1発だけの被弾であれば致命傷に至らなかったとも言われている。2発目が大統領の右側頭部を貫き、大統領の頭部はひどく破壊され、これが致命傷になった。狙撃の瞬間をたまたま8mmフィルムで撮影していたエイブラハム・ザプルーダーのいわゆるザプルーダーフィルムの映像では、被弾した際に大統領の身体が一瞬後方に動いて、その致命的な射撃は前方から行われたようにも見えることから、オズワルド以外の狙撃者の存在について様々な議論を生んだ。

ジャクリーン夫人は後にウォーレン委員会での証言で「銃撃は2発しかなかったと記憶している」「1発目が当たった時、彼がちょっと訝しげな表情を顔に浮かべていて片手が上がっていた」「2発目で吹き飛ばされた彼の頭蓋骨を押さえようと彼の髪をしっかり押さえて、彼の頭を膝に載せて車内で伏せていた」と述べて、後方に這い出したことは「そのことは全く覚えていない」と説明している。



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