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別世界への入り口・1 [UFOと宇宙人13]

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世界で一番名の知れたミステリーゾーンと言えば、おそらくバミューダ・トライアングルだろう。面積は約130万平方キロメートルにおよび、マイアミ、プエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ海域である。科学者や船乗りたち、軍の調査官も、長くこの海域に翻弄されてきた。

『飛行機が行方不明となったり、おかしな光が見えると言います。大西洋の片隅のこの海域では、不思議な出来事がやたらと起こるのです』
こう述べるのは、作家のフィリップ・コパンス氏である。

『無人の船が、何隻も見つかりました。争った形跡も無く、理由は謎のままです。事件は現実に起こっています。記録も残っていますし、事件当日の天候はいつも良好です』
このように述べるのは、作家のマイケル・バラ氏だ。

船や飛行機が跡形も無く姿を消す理由は、何なのだろうか。なぜ計器が作動を停止したり、針路を勝手に変更してしまうのだろうか。かつての航海日誌を読むと、この海域での怪異現象は我々が考える以上に古くから起こっていたことが分る。大航海時代の初めから、船乗りたちは異様な光景を見て来た。

作家のジェイソン・マーテル氏は、次の様に述べている。
『この海域が世に知られる様になったきっかけは、クリストファー・コロンブスです。優秀な航海者で、新世界への船旅も非常に正確に記録しています。バミューダ・トライアングルにさしかかると、羅針盤がおかしくなったと言います。次の日の夜、大きな火の玉が海に落ちるのを、コロンブスは目撃します』

『怪しげな光、つまり異常な気象現象をコロンブスは見たのです。ですから、バミューダ・トライアングルは都市伝説などではなく、大航海時代からすでに現象は起こっていたのです』
と、前出のコパンス氏は述べている。

コロンブスの時代から450年程経った1945年12月5日。アメリカ軍は初めて、バミューダ・トライアングルの謎を体験することになる。午後2時に、フロリダ州フォートローダーデールから5機の海軍雷撃機が飛び立った。2時間かけて行われる通常訓練のためだったが、訓練が開始されてからすぐに、5機すべてが忽然と姿を消した。

救難救助機を出したが、これも行方不明となり、さらに謎は深まった。熟練の操縦士が乗っていた6機の軍用機の失踪事件は、時間と共に忘れ去られていった。

前出のコパンス氏は、続けて述べている。
『あまりにも奇怪な事件に、衝撃が走りました。レーダーや無線がある現代において、5機の飛行機が消えたのです。5機の飛行機はどこへ行ったのでしょうか。まるで別世界へと連れ去られた様に見えます。連れ去られた先がどこなのか、それがバミューダ・トライアングルの謎なのです』

その後も、バミューダ・トライアングルから生きて戻れない者がいた。生還者のひとりに、アメリカ人パイロットのブルース・ガーノンがいる。1970年。ガーノンは父と仕事仲間を飛行機に乗せ、バミューダ諸島からフロリダへ向かっていた。

その時、前方に不思議な雲が出現したと、ガーノンは言う。飛行機が近づくにつれ、雲はドーナツのような渦巻き状に変形した。

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その時の様子をガーノン氏が語る。
『雲で出来たトンネルは初め広かったのですが、すぐに狭くなりました。そして突入してすぐに、信じられないような事が起こったのです。雲が筋状になって時計と逆回りに渦を巻きだし、まるでライフル銃の銃身を覗き込んだようでした。
 窓の外は強い放電の為に、閃光が瞬いていました。灰色がかった黄色い霧のほかには、何も見えません。霧は電気を帯びているようでした。ふと気がつくと、計器が正しく作動していないのです。それを見たときには、生きた心地がしませんでした』

雲を脱出してすぐにガーノンはマイアミの管制官と連絡を取ったが、レーダー画面上に機体が映っていないと告げられる。

ガーノン氏が続ける。
『それから三分後に、管制官から無線が入りました。興奮した声で、私の機がマイアミ上空に見つかったと言うのです。本来なら1時間3分かかるマイアミに、たった33分で来ていたのです』

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時間と場所との歪みが発生することなど、あり得るのだろうか。また、地球外生命体たちはこういった歪みを利用して、地球へやってくるのだろうか。アルベルト・アインシュタインの一般相対性理論を使って考えれば、それは可能である。

作家のジェイソン・マーテル氏が述べる。
『重力は空間を曲げるというアインシュタインの原理を考えると、地球外生命体が特定の場所で宇宙船の推進力を得ていた可能性はあると思われます。バミューダ・トライアングルのような場所からは、何らかの特殊な素粒子やエネルギーを使用して、宇宙のどこかへワープして移動できるのではないでしょうか』

前出のバラ氏は、次のようにも述べている。
『高水準エネルギーや高次元エネルギーが発生する時、回転を伴うんです。渦を巻いてグルグルと回ることで、エネルギーが外へ放出されます。エネルギーは文字取り、渦巻きで引っ張り出します。異次元への入口も、これと同じ事が起こっていると思われます』

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理論上では、宇宙のあちこちにワームホールが存在していると言われる。作家のジャン・J・カサール氏は、ワームホールの小型版が地球上に存在するならば、強い電磁気が手がかりとなって、捜しあてることができるかもしれないと述べている。

作家のデビッド・チルドレス氏は、次のように述べている。
『まったく接点のない人々から、同じ情報が寄せられるのです。どれも、電磁現象が関係しているのです。大抵は蒸気や雲として表現されますが、これはUFOが現れたり消えたりするときに見られる現象でもあります。バミューダ・トライアングルが異星人の使う異次元トンネルである可能性は、非常に高いと思います』

UFO目撃事件や船舶や飛行機の失踪事件、ここは双方向に作用する異次元トンネルの入口だと言う者もいる。このトンネルを通って古代の昔から別世界の生物が地球を訪れているのなら、いつかは我々もこの抜け道で別世界を訪れることができるかもしれない。バミューダ・トライアングルの海域に異次元への入口があるのだとすれば、陸の上には無いのだろうか。
(つづく)


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私が子供の頃から、すでに有名だったバミューダ・トライアングル。行方不明になった船や飛行機は、UFOがワープする時に偶然そのエリアにいて一緒に連れて行かれてしまったのではないかと、私は思っているのだが。

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別世界への入り口・2 [UFOと宇宙人13]

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テキサス州エルパソから650キロ近く南下したメキシコ北部には、へんぴな岩だらけの高原砂漠が広がっている。セバージョスの町に近いこの地域は、地元の人々によって(スペイン語で)ラ・ソナ・デル・シレンシオ、つまりサイレンス・ゾーンと呼ばれている。

出版編集者で古代宇宙飛行士説提唱者のジョルジョ・ツォカロス氏が述べる。
『ここでは、電子機器が一切使えないんです。携帯電話もダメ、無線もダメ。方位磁石も、針がグルグル回るんです。とてつもなく異様な場所です。奇妙な石があちこちに転がっていますし、この地域の砂漠には突然変異の動物も住んでいます。ここに立つと、全身にシビレを感じるのです』

この場所は、1930年代にメキシコ人パイロットのフランシスコ・サラビアによって発見された。

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   (右側の点がエジプトのピラミッド)

作家のルーベン・ユリアーティ氏が語る。
『ここはメキシコのバミューダ・トライアングルと呼ばれます。北緯28度~26度と、緯度も同じです。この2地点の延長上には、エジプトのピラミッドがあります。別の場所で起こった超常現象でも、この緯度の範囲内で起こったものには何らかのつながりがあると思うのです』

この場所の地表の磁場は一定では無くバラツキがあり、その差は最高で数パーセントにもなるということが科学者の計測で判明している。サイレンス・ゾーンで起こる超常現象の中でもとりわけ奇怪な事件が、1970年7月11日に起こった。アメリカ空軍がユタ州のグリーンリバー基地からアテナ・ミサイルを発射した時のことである。

ミサイルは、1100キロ余り先にあるニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場に着弾するよう設定されていた。だが、ミサイルは目標地点を大幅に通過し、何百キロも先のサイレンス・ゾーンへ飛んで行った。

作家のマイケル・バラ氏は言う。
『ただコースを外れただけではなく、無理やりこの地に引っ張られたかのように、目標を大幅に通り越しました。NASAの広報担当官も、首をかしげたほどでした。ミサイルは着弾すると、粉々に砕け散りました』

不思議な力でこのエリアに引き寄せられるのは、ミサイルだけではないと言う者もいる。古代宇宙飛行士説によれば、ここには非常に多くの隕石が落ちているのだという。

作家のデビッド・チルドレス氏は語る。
『このような事実からすると、サイレンス・ゾーンには強大なエネルギーの渦がある様に思われます。この渦こそが、隕石や宇宙ゴミをメキシコ北部のこの小さなエリアに引き寄せているのです』

このエリアの磁気が非常に強いことは科学的に証明されていて、兆候もあちこちに見つかっている。ただ、この磁気が隕石をも吸引するほどに強いものなのかどうかは、今後研究がなされるべきであろう。

今より3000年前。アナサジの人々は北方の地域、つまり現在のアメリカ南西部に住み始めた。アナサジとは「古代の人々」を意味し、彼らにとって星は重要なものだった。

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  (爆発を描いたような絵・左が、そうであるらしい)

西暦1054年に起きた超新星爆発は、地球から観測できたであろうと、科学者によって結論付けられた。だが、この事件を始めて描いた絵は、アナサジの洞窟住居の中にあった。

サイレンス・ゾーンより南側に位置したマヤ文明やそのほかの文明も、超新星爆発について詳しく知っていたという。これは、別々の文明が交流していたという証なのか。

メキシコ旅行ガイドを発行するローガン・ホークス氏は次の様に指摘する。
『二つの文明は何千キロも離れていますが、アナサジの人々と中米古代文明の人々は、サイレンス・ゾーンを交流の場としていたのです。空を眺めて見つけた流れ星(隕石)を探して、サイレンス・ゾーンにたどり着いたのかもしれません』

アナサジや中米古代文明の信仰に着目してみると、どちらも空から訪れる「天空の人々」を信じていたことが分かる。実際に空からやってきたとすれば、いったい何者なのだろうか。

作家のジェイソン・マーテル氏が語る。
『天空の人々の表現にも共通点があって、背は高く青白い肌と白い髪、この地域の人々の褐色の肌や黒い髪とは違います。でも南米には、このように表現される神が多いのです』

サイレンス・ゾーンでは、UFOが多く目撃される。突出して有名なのは、セバージョスの町での事件である。夏の終りのある午後、町の外れに浮かんでいるUFOを、多くの人が目撃していた。直径は100メートルほどで、何色もの光が点滅していたという。しばらく上空に浮かんでいたUFOは、その後サイレンス・ゾーンの方角に飛び立ったと言う。

『今でもUFO目撃事件は多発していますし、数々の超常現象が起こっています。サイレンス・ゾーンには、何かあるはずです。それがエネルギーの渦なのか、異次元への入口なのかは分かりませんが、超自然的なものであることは確かです』
こう話すのは、前出の作家ルーベン・ユリアーティ氏だ。

また、ジョルジョ・ツォカロス氏は、次の様に語っている。
『もしも私が1万年前に地球を訪れた宇宙人だとしたら、当時は案内図など無かったでしょうから、その代りに磁気の強い場所を標識代わりに覚えておいたでしょう。そうしておけば、ふたたび地球に戻ってきた時には、この標識が目印となってくれるので、迷うことは有りません。このような強い磁場が、地球上にはいくつか存在しています』

磁気の異常や空の神々の神話、現代のUFO目撃事件。このサイレンス・ゾーンには、異次元への扉が存在する証なのかもしれない。さらなる物的証拠が眠る場所が、他にもあるのだろうか。
(つづく)


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サイレンス・ゾーンのような特定の場所は、UFOが出現することで出来上がるのか、それとも地球上でその場所がUFOにとって出現しやすい場所(つまり磁気異常地帯)だからなのか?
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別世界への入り口・3 [UFOと宇宙人13]

ペルーのリマから南東へ1300キロほど行くと、その神秘さで訪れる人を魅了するチチカカ湖畔にたどり着く。ここは高度4000メートルの高原で、辺りには何もない。この高原にある岩壁には、今も祈とう師が通い続けている。

代々変わらずに受け継がれてきた伝統儀式を執り行い、祈りを捧げるためである。この岩は、地元の人々から「プエルタ・デル・ハユマルカ」、神の門と呼ばれている。

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巨大なトビラらしきものが、一枚の巨岩に彫られている。まるで門のように見えるがどこにもつながっておらず、通り抜けることもできない。辺りには何もないこの高原のこの岩にだけ、巨大な四角形が彫り刻まれているのだ。この四角形の中央下側には、入り口のような窪みがある。

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インカの伝説によれば、最初の神官であり王でもあったアラムムルが、この門を使って移動していたと言う。特別なあるもので作動させると、岩が星と星とを結ぶ移動装置になったというのだ。この星間移動装置を作動させるには、黄金の円盤の力が必要であったという。その円盤は、空から落ちて来たものであった。

アラムムルはその黄金の円盤を神の門に持っていき、門の同じ形にくぼんだ場所にハメこんだ。すると、異次元の門が開き、門を通ったアラムムルはふたたび戻ることは無かったという。その場に居合わせた祈とう師たちが、自分達が目撃したことすべてを言い伝えとして残したのである。

門を作動させる機器が本当に存在したとすれば、門はどこへ通じていたのだろう。古代宇宙飛行士説では、神の門をワームホールの入り口と見ている。これは別の宇宙空間、もしくは別の次元へとつながる抜け道のことである。

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ワームホールとは、一般相対性理論によって導かれた理論上の宇宙にあるトンネルのことである。離れた時空どうしが、パイプのようなもので繋がっていると考えるものだ。もしワームホールを実際に作ることができたら、遥か遠くの宇宙空間にもひとっ飛びできるであろう。

現代の理論物理学では、ワームホールの仮説を認めている。世界のミステリーゾーンに、ワームホールは実在するのだろうか。

作家のジェイソン・マーテル氏は、次のように考えている。
『スターゲイト*の存在をうかがわせるたくさんの遺物が、発見されています。また、何者かが、特殊なエネルギー場を利用した移動装置で行き来した記録も残されています。現代では、ワームホールは存在しうると考えられていますが、古代人には理解できなかったでしょう』
*90年代にヒットしたアメリカのSF映画。地球と別次元世界とを結ぶ輪の形をした門。

もし異次元トンネルの入口がプエルタ・デル・ハユマルカに存在するのなら、UFOや異星人の目撃事件がペルーで多発しているのは、そのためなのだろうか。

『UFOが湖から出現したという目撃がたくさんあり、地元住民は青い巨大な光球や光る円盤を度々目撃して、生物に遭遇することもあるそうです。この生物は背が高く青白い肌をしていて、褐色の肌と黒い髪をもつ南米の人々とはまったく違う外見をしています』
こう話すのは、前出のマーテル氏だ。

『たとえ今は門が閉じられているとしても、その近辺に流れるエネルギーを手に入れることは可能です。この土地が持つエネルギーが源泉となって湧き出して、人々をこの場所へと引き寄せるのです』
このように話すのは、作家のマイケル・バラ氏である。
(つづく)


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今回出てきた神の門の話は、さすがにSF(サイエンスフィクション)クサい話である。ただ、ペルーという国に存在するものなら、もしかしたらと思わせる要素が大いにある。
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