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MUFON発【地球外からの技術】終 [MUFON発/情報C]

MUFON(ムーフォン)とは、世界中のUFO目撃事件を調査・研究する民間ボランティアで構成される、政府とはしがらみの無い独立した組織である。米国に拠点を置き、正式名称はMutual UFO Network、日本語では「相互UFOネットワーク」と訳される。

MUFONが保管するファイルは、20世紀に登場した新技術の多くが地球外からの技術に基づくものだ、と示唆している。墜落したUFOを回収し、研究して得た技術である。例えば、ミズーリ州ケープジラードの墜落やニューメキシコ州ロズウェルの墜落だ。そして、他の国々がUFOから得た独自の技術を持って、アメリカに対抗する危険もある。だが、本当の危険はそれだけにとどまらない。

UFOジャーナリストのジェイソン・マクレラン氏が語る。
『怖いのは、私達が生活のすべてを地球外からの技術に頼っていることです』

その技術が突然奪われたら、何が起こるだろうか。

ケース5;2003年8月 北アメリカ大停電
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2003年8月13日。アメリカ北東部にある三つの発電所付近でUFOが目撃されたと、MUFONに報告があった。その日の午後4時10分、アメリカ史上二番目に大きな大停電が起こる。アメリカ北東部とカナダに住む5千万の人口が、停電の影響を受けた。周辺地域は暗闇に包まれ、すべての交通手段が断たれた。医療設備も機能せず、ラジオやテレビ放送も停止した。

UFO研究家のドワイト・エクイツ氏が語る。
『北東部の町という町の動きが止まりました。エレベーターや地下鉄に大勢が閉じ込められ、電気式のポンプに頼る水道まで止まりました。インターネットも携帯電話も機能せず、パニックです』

停電のための緊急事態が、至る所で発生した。医療関係では、命にかかわるケースも少なくなかった。

ドワイト・エクイツ氏が続けて語る。
『この大惨事の原因は、何だったのか?オハイオ州の発電所のソフトウェア・トラブルです。しかし大停電の直前に、発電所付近で何機ものUFOが目撃されているんです。つまり、これを侵略行為とみることもできると思いますね。この大停電とUFOの関係性は解かりませんが、アメリカの四分の一が1日以上影響を受けました。それだけで大惨事です。万が一、宇宙人が私達すべての技術を奪ったらどうでしょう?しかも、地球規模でそれが起こったら?』

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惑星科学者のケビン・グレイジャー氏が語る。
『地球の送電網に対する最大の脅威は太陽フレア、つまりコロナガスの噴出です。コロナの爆発が大量の荷電粒子を噴き出すと、私達の電力を阻害することがあるんです。1998年に、当時使われていた*ポケベルが一斉に機能しなくなったことがありました。あれは、太陽フレアが宇宙空間で各国の何億ドルもする衛星を阻害したことが原因だったんです』
*ポケットベルのこと。固定電話どうしでないと連絡が取れなかった時代に、外出者がポケットベルを持つことで、職場や自宅にいる人が外出者を呼び出すことができるようになった。

サンディエゴ州立大学教授のジョン・プットマン氏が語る。
『人類がこれだけ電力に頼っている今、同じような規模の阻害が起これば、世界は大混乱に陥るでしょう』

送電網の弱点を突かれれば、今の私達の世界はひとたまりもない、と言われている。

前出のケビン・グレイジャー氏が語る。
『今の私達は、集団で電力に頼り切っています。電子技術や電子機器が無いと、生活は成り立ちません。人間から電気を取りあげてしまったら、私達はおそらく手も足も出ないでしょう。100年前なら、人類はそのような不慮の事態に対応できたはずです・・・今よりもずっと』

銀行取引ができなくなるどころか、政府や産業のすべてが崩壊し、文明は死に絶えてしまうであろう。

MUFON州局長のジョン・ベントレ氏が語る。
『私達が地球外の技術に頼り、その上に暮らしているとすれば、最終的にどこへ向かっているのでしょう?見方はさまざまです。我々は地球外からの技術を受け入れ、それを応用し、追いつこうとしている。人類は前進しているわけです』

MUFONチーム調査員のジェレミー・レイ氏が語る。
『一方で、まったく別の見方もあります。これら(UFOがもたらした地球外技術)が人類の持つべき技術ではなかった場合、どうでしょう。UFOの墜落が人類の進化を混乱させているのだとしたら、火を扱えない子供にマッチ棒をあてがうようなものです。うまくいくはずがありません』

前出のドワイト・エクイツ氏が語る。
『人類は自力で、何千年も繁栄してきました。世界を征服し、文明を築き、ピラミッドや帝国を造りました。でも今は、携帯電話が無いと町も歩けない状態です。予算編成も選挙管理やミサイルのガイドも、コンピュータ頼みです』

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惑星物理学者のカール・セーガンは、最後のインタビューでこう警告している。
【私達は科学と技術を駆使して、科学と技術のことを知らなくてもいい社会を築きました。無知と力の混同は危険であり、いずれ私達に襲いかかってくるでしょう】

華々しい技術には、重い責任がのしかかる。謎に包まれたUFO墜落事件や回収された破片の研究・・・その真相を突き止める唯一の手段は、MUFONに眠るファイルを掘り起こし、更なる調査を続けることなのかもしれない。
(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
我々人間は一度楽(ラク)を経験してしまうと、もう後戻りは出来ないものだ。地球外技術の恩恵を受けた我々は、もうその技術無くしては生きられないと本編では言っている。地球外の技術に限らず、人間は生活のあらゆるところで「発明」と呼ばれる技術で発展を遂げてきた。20世紀後半には新しい商業モデルが世界中に広がり、人々の生活を豊かに変えた。コンビニエンスストアやスーパーマーケット、宅配便などのシステムだ。夜遅くまで開いている、少量(一人前)でも買える、すぐに食べられるものが売っている、一つの場所で色々な商品が手に入る、自宅まで品物を運んでくれるなど、そのサービス内容はかゆい所へ手が届くようにとても便利だ。もしこれらが明日からサービス中止、店舗閉鎖となったら、我々の生活はかなり混乱するに違いない。人間にとって便利になることは、はたして進歩だろうか。人間が「便利」と引き換えに手に入れるのは、「後退」ではないのか。世の中が便利になることは、結果として人間をグウタラへ導くことになりはしないか。


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