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ロズウェル事件の真相・2 [UFOと宇宙人24]

1941年4月12日午後9時30分。アメリカのミズーリ州ケープジラード。牧師のウィリアム・ハフマンのもとに地元警察から電話があり、近くで事故が起きたので、現場で犠牲者に祈りを捧げて欲しいという要請を受けた。

作家のウィリアム・ヘンリー氏が語る。
『事故現場に到着した彼は、思いもよらない物を見ました。円盤型の飛行物体があったのです。さらに、背が低く、頭と目が大きく、口の小さい宇宙人のような死体も3体ありました。そこには軍の関係者やFBIの捜査官がいて、UFOの墜落現場だと分かったそうです。死体は、宇宙人だったのです。ハフマン牧師が円盤の中を覗くと、内部の壁に記された象形文字のようなものが見えたといいます。政府の役人からは、絶対に口外しないようにと指示されたそうです』

ハフマンは死ぬまで秘密を守ったが、1984年、彼の妻が死ぬ間際に、家族にその事件の詳細を明かしたという。その後、保安官の兄弟や消防隊員など、ハフマン牧師の妻の証言を裏付ける目撃者が名乗り出ている。彼らによって軍の詳細な対応が明らかにされると、ロズウェル事件以前の驚愕事件として知られる様になった。

ジャーナリストのリンダ・ハウ女史が語る。
『墜落現場からわずか50キロの所に位置するミズーリ州サイクストンから軍の部隊が来て、その死体や空飛ぶ円盤を回収し、飛行機でワシントンDCへ運んだと言われています。1941年に起きたこのミズーリ州ケープジラードの事件から、政府が別世界から来た飛行物体の回収を始めたように思います』

『ケープジラードでの墜落によって、軍はロズウェルでの対応に備えることができました。このような事故が起きた時にどう処理すればいいのか、のちの墜落事故をどうやって極秘にすればいいのかを学んだのです』
こう話すのは、作家のウィリアム・ヘンリー氏である。

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(同時期に多くのUFO墜落事件が報告されている)

今やロズウェル事件は有名だが、同じ時期にアメリカ各地でよく似た事件が報告されていることは、あまり知られていない。そのような事件は、ニューメキシコ州サンアントニオ(1945年8月)、アイダホ州ツインホールズ(1947年7月)、モンタナ州ヘブゲン湖(1949年8月)、ウエストバージニア州ブラクストン郡(1952年9月)など、数多くの場所で起きている。だが、なぜ突然、それだけ多くの事故が報告されたのだろうか。

20世紀を特徴づける出来事と言えば、第二次世界大戦だろう。この戦争では世界中の国々が巻き込まれ、六千万人を超える人々が犠牲となった。そして、原子爆弾など、かつて無い程攻撃力の高い危険な武器が作りだされることになった。さらに、この時期からUFOの目撃情報が急増したが、それは何故なのか。

作家で古代宇宙飛行士説提唱者のデビッド・チルドレス氏が語る。
『UFOらしきものが数多く目撃されたのは、第二次世界大戦中とその直後の数十年間です。その原因の一つとして、大戦中にアメリカが原子爆弾を開発し、日本に投下したことが考えられると思います。この後も、ネバダやニューメキシコなどで核実験をしていたので、地球外生命体が懸念したのかもしれません』

古代宇宙飛行士説提唱者の第一人者、ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『人類が核の保有能力を持ったことで、地球外生命体は地球人の技術がかなりのレベルに到達したことを知ったのではないかと、考える人もいます。一つだけはっきり言えることは、人類が核兵器を配備するようになって以来、世界中でUFOのようなものを目撃する人々が急増したと言うことです。核兵器が原因で、地球外生命体がこの惑星に来ているのではないでしょうか』

核兵器時代の始まりによって、地球外生命体との関わりが新たな段階へ進んだのだろうか。もしアメリカ軍がUFOの残骸を回収していたとしたら、どこへ運んだのだろうか。

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(エリア51へ続くゲート)
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(エリア51の航空写真)

ニューメキシコ州ロズウェルから1500キロほど離れた、ネバダ州グルーム・レイク。ここに、UFOの残骸が隠されているとウワサされる有名な場所がある。エリア51と呼ばれる極秘の開発基地だ。何年もの間、基地があることは否定されていたが、2013年8月16日、アメリカ政府がその存在を公式に認めた。

前出のリンダ・ハウ女史が語る。
『そこは極秘扱いにされてきた軍事基地の一つで、働いていた人々は死ぬまで秘密を守ることを誓わされました。2013年に初めてエリア51の存在が認められ、それまで長い期間、実在していたことが確認されたのです』

1947年のロズウェル事件で回収された残骸が、エリア51に保管されていると広く信じられているが、アメリカ政府はそれを否定している。

原子物理学者のスタントン・フリードマン氏が語る。
『進んだ研究開発が行われているエリア51という場所が、確かに存在していると公表され、人々の関心を集めましたが、実際にはそこで何が行なわれているのか分かりません。政府がいろいろな説明をしても、それが事実だとは限らないからです。CIAの言うことを、完全には信用できないでしょう』

また、UFOに詳しいラジオパーソナリティのジョージ・ヌーリィ氏はこのように言う。
『エリア51の元職員の話を聞くと、そこでは地球外の航空機の試験飛行や分析調査が行われていると言います。そこは、政府の極秘基地にちがいありません。あらゆる種類の開発が、進められているのです』

エリア51には、地球外から来た航空機が保管されているのだろうか。そしてそれは、UFOの墜落事件で回収されたものなのか。古代宇宙飛行士説では、そう考える。そして、更なる証拠は、人類が開発した最先端技術について調査することで見つかると言う。
(つづく)


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地球外生命体が姿を現し始めた理由が、人類の核兵器保有を憂慮したためだとしたら、それはなぜなのか。近い将来、人類が敵として彼らの前に立ちはだかることを懸念してのことか?それとも・・・


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