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ロズウェル事件の真相・3 [UFOと宇宙人24]

1997年7月。ロズウェル事件から50年後に、アメリカの元軍人フィリップ・J・コーソーが書いた「ペンタゴンの陰謀」という本が、出版された。その中で彼は、ロズウェルに地球外の宇宙船が墜落したことを認めているだけでなく、アメリカ軍がその残骸を集め、隠していると述べている。

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(F.J.コーソー著 「ペンタゴンの陰謀」)

作家のリチャード・ドーラン氏が語る。
『フィリップ・J・コーソーは、アメリカ陸軍の中佐でした。軍での長い経歴を誇り、多くの勲章を受けた人物です。彼は著書「ペンタゴンの陰謀」の中で、陸軍の研究開発部門の海外技術部にいたと主張しています。ロズウェル事件で回収された地球外のマシンに、近づくことが出来たというのです』

コーソー中佐によれば、何年もの間、軍の科学者や技術者がロズウェルで集められた残骸の分析を試みたが、うまくいかなかったという。

元英国国防大臣のニックポープ氏が語る。
『アメリカ陸軍の海外技術部にいたフィリップ・J・コーソー中佐は、ロズウェル事件で回収された地球外の技術を普及させる任務を負っていたと主張しました。彼は、アメリカの大企業の科学者達に、地球外の技術を渡していたと言います。しかし、その技術が地球外のものだとは、決して明かしていませんでした』

コーソー中佐は、海外から入手した新技術だと説明し、地球外の材料や情報をハイテク企業に供給していたと、著書に記している。

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(当時一歩先を進んでいたIBM社やロッキード社にUFO技術が渡った?)

作家で異星人政策の第一人者のマイケル・サラ博士が語る。
『コーソー中佐の著書によれば、陸軍はある特定の分野で技術的な成果を上げていた企業を見つけ出し、最先端技術の開発を成功させるためには、どのような方向性で進めればいいのかという戦略的なヒントを示していたというのです』

出版編集者で、古代宇宙飛行士説提唱の第一人者のジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『ロズウェル事件の後、いくつかの企業が急成長を遂げました。その理由は、彼らがタイミングよく地球外の技術の分析調査を請け負うことになったからではないか、という話もあるのです』

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(宇宙人の目(左)→暗視装置を開発)
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(宇宙人の宇宙服→防弾服用繊維を開発)

コーソー中佐の説明によると、暗視装置は宇宙人の目の水晶体を参考にして作られたという。防弾服用の繊維は宇宙人の宇宙服を、集積回路は宇宙船の制御盤を基に、開発されたというのだ。

ラジオパーソナリティで宇宙人に詳しいジョージ・ヌーリィ氏が語る。
『興味深いことに、1947年にロズウェルで起きた墜落が、めざましい技術進歩を促したというのです。シリコンチップをはじめ、レーザーや光ファイバーなどの様々な技術が、1947年のロズウェル事件のあとに開発されました』

元カナダの国防長官ポール・ヘリアー氏が語る。
『コーソー中佐は、真実を書いています。私がカナダの国防長官を務めていた時代に、アメリカ軍にいた将校たちの名前が挙げられていたので、実際にその一人と話をしたところ、すべて真実だと言っていました』

コーソー中佐はまた、地球外の墜落機の分析調査は、アメリカだけでなく世界各国で行われていたと主張している。そして、地球外の技術の研究開発資金をねん出するために、手の込んだ策略が練られたという。UFOの目撃報告から人々の注意をそらす役割も、果たしたと言う。その策略とは、「冷戦」だった。

元CIAパイロットだったジョン・リア氏の話。
『冷戦は対立ではなく、ソ連とアメリカが別のことで国民の不安を煽ろうとした協定だったのです。人々がUFOや空飛ぶ円盤に目を向けないよう、仕向けたのだと考えられます』

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(冷戦中に宇宙で共同実験をしていた?)

作家のデビッド・チルドレス氏は語る。
『冷戦中アメリカは、敵対していたはずのソ連と南極での軍備管理協定を結びました。さらには、宇宙での共同実験もしていたのです。一体、何が起きていたのでしょうか』

『世界各国の政府は、地球外から来た宇宙船が地球に墜落しているという事実を隠してきたのだ、と思います。私達は、真実を知らされていないのです。ロシア、ニューメキシコのロズウェル、ミズーリ州のケープジラードなど、地球のあちこちで墜落が起きていますが、それは何故なのでしょうか』

前出のヌーリィ氏がこう語る様に、墜落した宇宙船の回収や分析調査が行われたのは、ロズウェルだけではないのだろうか。冷戦と宇宙開発競争は、地球外の技術を基にした画期的な技術を正当化するための隠れ蓑(かくれみの)だったと言うことなのか。古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、そう考えている。そして更なる証拠は、ロシアのロズウェル事件と言われる出来事に隠れている可能性があるという。
(つづく)


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米ソ冷戦といえば、ソ連が悪役のイメージが強い。アクの強い顔をしたブレジネフ書記長という人物が、当時のソ連にいた。その人物を見て、私だけでなく日本人のほとんどが、ソ連=悪というイメージを持ってしまった様に思う。
「頭の中で考えるだけで、敵の戦闘機を射ち落とせる」新型戦闘機をソ連が開発し、アメリカ人パイロットが、多くの協力者の助けを借りながら極秘裏にソ連へ潜入し、これを奪うというアメリカ映画があった。これは娯楽だが、まさに米ソ冷戦を煽るような内容だった。このようにして一般市民はUFOから目をそらされ、当局にその存在を隠し通されていたのだろうか。


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