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エリア52・2 [UFOと宇宙人25]

2018年3月17日、アメリカ・ネバダ州のレイチェル。エリア51の敷地のすぐ外で、ジョルジョ氏はエリア51の研究者ウォルフ・マッカロン氏と、採掘の専門家クリスチャン・グロナウ氏に会った。エリア51の地下にトンネル網があるというウワサについて、調査する。

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マッカロン氏とグロナウ氏は、ネバダ州でも特に古いテンピュート鉱山がエリア51を地下に拡張させるために使われたと考えている。三人は、廃鉱になったテンピュート鉱山の入口から中へ入って行くと、適当な場所を見つけて話を始めた。
以下は、三人の会話。ジョルジョ氏(G)、マッカロン氏(M)、グロナウ氏(C)

C;『私はここから160キロ北の所で、1992年から採掘業をしています。ゴールドフィー
  ルドにも鉱山を持っていて、今も精力的に掘り続けているんです』
G;『エリア51について、何か知っていますか』
C;『衛星写真で見える建物が実際に使われていたのは、1950年代から1970年代までで、
  今は地下施設です。すべてが、地下で行われています』

G;『採掘業の経験に基づいて、地下施設があるという考えに行きついたんですか』
C;『地下施設が造られた時に掘り出した土が無いと言われますが、それは近くの鉱山に送
  られるんです。かなり高く積み上がった土も、ヒープリーチングをすればきれいにな
  って消えます』

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(鉱石を積み上げる)
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(液剤を散布すると土石は溶けて、あとには金属が残る)

G;『ヒープリーチングについて、教えてください』
C;『地下から掘り出した鉱石を数十メートルの高さに積み上げてから、50センチほどの
  間隔でホースを渡して、水銀やシアン化合物を散布する金属の抽出法です。そうする
  と、1メートル程の大きな岩も、跡形も無く溶けてしまいます』
G;『ホントに!?』

政府は、地下施設を造るために掘り出した大量の土を隠すために、テンピュート鉱山でヒープリーチングを行なっているのだろうか。そうだとしたら、地元の鉱山労働者に疑われることなく、大規模な工事を行うことは可能なのか。

C;『この地域では、金と銀と鉛が採掘されています。採掘業者がただで鉱石を引き取れれ
  ばお金になるので、口止め料になります。そういう取引を、何度も見ました』
G;『何の口止め料ですか?』

C;『基地についてです。エリア51のトンネル網の・・・』
G;『なるほど。政府が地下施設を造る理由は、明らかですよね。何らかの実験をする場
  合、地下で行えば邪魔が入らない。あるいは、邪魔が入りにくくなる』
C;『そのとおりです』

アメリカ軍はエリア51での業務を、外にではなく地下に拡張し、かつてよりも機密度が高い研究を続けているのか。

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(エリア51の地下施設・イメージ)

作家のリチャード・ドーラン氏は語る。
『様々な調査に基づいて考えると、そこには大規模な施設がある可能性が高いでしょう。トンネルが張り巡らされた広大な地下施設だと思います。もともとは、冷戦時代に核攻撃に備えて造られた施設だと考えられます。ソ連の攻撃を受けないよう地下に造った基地を、そのまま利用したのです』

エリア51の地下で密かに行われている研究は、巨大な氷山の一角に過ぎないと考える者もいる。アメリカ政府の数ある極秘施設は地下の高速鉄道でつながっており、エリア51はそのネットワークの一部なのか。

作家で古代宇宙飛行士説提唱者のデビッド・チルドレス氏が語る。
『コロラドスプリングス(コロラド州中南部の都市)のシャイアン・マウンテンには、地下鉄のような乗り物が走っているという話があります。山をくり抜いて造られたその基地(シャイアン・マウンテン空軍基地)には、北アメリカ航空宇宙防衛司令部があります。

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(軍事基地を結ぶ地下鉄道網のイメージ)

その地下鉄は、シャイアン・マウンテンから宇宙人の地下基地があるとウワサされるニューメキシコ州ダルシーまでつながっていて、さらにニューメキシコ州のロスアラモスやアルバカーキ、ロズウェルを通り、ネバダ州のエリア51に通じると言います。そのような軍事基地はすべて、地下にある秘密の鉄道網でつながっていると考えられているのです』

また、作家のビル・バーンズ氏は次のようなことを言っている。
『エリア51には注目が集まっても、ダルシーは見落とされています。ダルシーは、アメリカ先住民のアパッチ族が管理している自治区なので、そのエリアには簡単に入れません』

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(ダルシーはエリア52か?)

前出のチルドレス氏はこうも言っている。
『ダルシーの町の北部には、「アーチュレッタの頂き」と呼ばれる山頂があります。ダルシーに暮らす人々は、この山からUFOが出たり入ったりするのを目撃したことがあると言っています。アメリカ政府は、そこに軍事基地も地下鉄網も無いと言っていますが、その地域の住民たちは、何かあるに違いないと思っているのです。エリア51についても同じで、政府はその存在を否定していましたが、研究者達は何十年も前から、そこに何かがあると確信していました。ということは、いつかダルシーの基地の存在も認められると思います』

極秘の研究拠点を結ぶ広いネットワークがあり、そこで地球外の技術を使った実験が行われているのだろうか。古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、もちろんそのとおりだと言う。そして、更なる証拠はアメリカ南西部ではなく、アメリカ東部の基地にあると指摘する。その基地では、何十年もの間、地球外生命体との共同研究が行われている可能性があるという。そこは、人類が初めて空を飛ぶことに成功した場所にごく近い、軍事基地である。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
地下鉄道網を築いて軍事基地同士を地下でつなぐという話は、おそらく本当ではないかと思う。昼夜の区別なく、しかも人目に付かずに輸送できるメリットがあるからだ。一部を除いた日本の地下鉄のトンネルは、戦車が通れるように頑丈に設計されていると聞いたことがある。これから造られる建造物には、何らかの裏の理由が存在しているかもしれない。


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