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マジェスティック12・終 [UFOと宇宙人18]

2002年3月19日。イギリスのロンドン。午前8時、国家ハイテク犯罪対策課が、34歳のスコットランド人でシステム管理者のゲーリー・マッキノンの自宅を訪れた。

その目的は、アメリカ司法省およびNASAに代わってマッキノンを逮捕することだった。過去1年ほどマッキノンは、アメリカ国防総省とNASAのコンピュータにハッキングしていたのだ。彼曰く、そこで見つかったデータは、マジェスティック12の存在とそこで推進されていた極秘の宇宙計画を裏付ける揺るぎない証拠だという。

ハッカーのゲーリー・マッキノン氏本人が語る。
『見つけたモノの中に、地球外将校という名のファイルがありました。宇宙人の将校ということではなく、人間による宇宙艦隊のことだと思います。名前もありましたが、インターネットで調べても見つかりませんでした。船の名前を検索しても、ヒットしません。つまり、海の船では無いのです』

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(かつてMJ12のメンバーだった人物の名前を宇宙艦隊の船名に?)

元イギリス国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『面白いことに、それらの船の名前は、以前マジェスティック12に関わっていたとされる人々の名前と一致していました。かつてマジェスティック12が実在し、リバースエンジニアが行なわれていたとすれば、その作業に携わったメンバーの名前を借りて船を命名するというのは、ごく自然な流れのように思えます』

マッキノン氏によれば、最も衝撃的なファイルは、NASAのジョンソン宇宙センターのコンピュータに隠されていたという。「未分類」と書かれたフォルダの中で見つかったのは、高解像度のNASAの衛星写真だった。そこには、不思議な形の宇宙船が写っていた。

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(NASAの未分類ファイルの中にあったもの・イメージ)

前出のマッキノン氏が続ける。
『ダブルクリックすると、徐々に画像が見えてきました。それはチューブ型というか、葉巻型のUFOの様でした。機体の上下には、半分に割ったボールのような形のドームが付いていました。驚きました。UFOの確固たる証拠が、そこにあった訳ですから。又は、極秘の宇宙船だったのかもしれません。その画像が徐々に見えてきた時、画面上でマウスが勝手に動き出してネットワークの接続を切ってしまったのです。そこで回線が途切れたので、写真はダウンロードできませんでした。やっと証拠をつかんだと思った瞬間、彼等に見つかったのです』

ゲーリー・マッキノン氏が見つけたNASAの画像は、本当に地球外から来た宇宙船だったのだろうか。

元航空宇宙技術者のロバート・ウッド氏が語る。
『私が理解している限り、マジェスティック12には何兆ドルという莫大な経費が費やされていたようです。私の考えでは、そうした莫大な経費は地球外の技術の研究はもちろんのこと、私達自身がUFOのような重力制御装置を作るためにも使われていた、と言えます。昨今の空を見上げた場合、UFOの半分は地球製のモノだということです』

コーリー・グッド氏は、ゲーリー・マッキノン氏が国防総省やNASAの極秘ファイルを発見したことは、自分の経験にも重なると考えている。

コーリー・グッド氏が語る。
『ゲーリーは、ハッキングを通してこうした宇宙計画に関する具体的な証拠を発見した、最初の人物です。でも、彼が入手した様々な形の宇宙船に関する情報や地球外将校、宇宙戦艦の話などは、ソーラー・ワーデン計画とまったく一致した内容なのです』

また、1950年代に作成されたマジェスティック12の文書には、政府高官と様々な種の地球外生命体との間で交流があったと書かれているが、コーリー氏はそれも真実だという。

コーリー氏が続ける。
『これまでに極秘宇宙計画では、この惑星を訪れた60種以上の地球外グループと交流を図って来ました。その中の何グループかは、現在も政府と接触をしています』

この太陽系において、現在もなお、地球外生命体と地球人との間に交流があるとしたら、その事実はいつ明るみに出るのだろうか。古代宇宙飛行士説の提唱者は、真実が暴かれるその日は遠からずしてやってくるという。

2010年1月、インドのニューデリー。インドで初めてとなる月への有人飛行計画が、発表された。中国、ロシア、アメリカでも、これに似た計画の準備が進められている。また、火星への飛行についても、民間および政府による計画が各地で進められている。新たなる宇宙探査時代の到来だ。

2015年4月7日、NASAの主任研究員であるエレン・ストファンは、地球外生命体の発見に関する驚きのコメントを発表し、世間を騒がせた。

エレン・ストファン女史の話。
『10年以内に、地球外生命体の有力な兆候が得られます。20~30年以内に、確実な証拠も得られるでしょう』

作家のデイビッド・ウィルコック氏が語る。
『こうしたNASAによる発表や月や火星への宇宙計画には、どのような意味があるのでしょうか。アメリカ政府は、20世紀の半ばから現在に至るまで、実はずっと存在していた極秘の宇宙計画に関する情報を、今になってようやく、我々民間人に公開しようとしているのではないでしょうか。私は、そんな気がしてなりません』

元航空宇宙技術者のロバート・ウッド氏が語る。
『マジェスティック12は、氷山の一角です。情報公開はマジェスティック12だけでなく、あらゆる事柄に及ぶはずです。マジェスティック12は、アメリカが持つ膨大な秘密のごく一部に過ぎないのですから。私の目的は、真実を暴くことです。真実がどんなものであれ、知りたいと思っています』

前出のデイビッド・ウィルコック氏が語る。
『情報が開示された途端に、私達はSF時代へと突入することになるでしょう。今後は太陽系やその外側の世界にまで、旅することができるようになるかもしれません。そして、我々は孤独ではないと、知るのです』

前出のコーリー氏が語る。
『私の言うことが信じられないと思う人の気持ちも分かります。でも、私は実際に体験していますし、本当だとしか言えません。いつか情報が開示されれば、信じてもらえると思っています』

マジェスティック12と呼ばれる政府組織は、確かに存在するのだろうか。それが本当ならば、マジェスティック12はアメリカをはじめとするそのほかの国々を導き、人間と地球外生命体との交流に貢献しているのだろうか。

漏えいした極秘文書を見る限り、マジェスティック12の存在は極めて真実性が高いと言える。その答えは、私達人類が次のステージへと進み、宇宙へ戻る旅を始めた時にこそ、見えてくるだろう。それは、宇宙への移住という形なのかもしれない。
(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
宇宙人の存在を隠すというよりも、宇宙人の持つテクノロジーを独り占めするために、アメリカは宇宙人の存在を否定し続けているのではないか。アメリカが宇宙人のテクノロジーを自分のモノにするまで、マジェスティック12は名前を変え形を変えて、存在し続けるに違いない。



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