バベルの塔・1 [UFOと宇宙人17]
地球外生命体には、人類の進化を見守るグループと逆に人類を破滅させようとするグループがいる・・・
2013年、アメリカ合衆国ワシントンDC。UFOの情報公開(ディスクロージャー)に関する公聴会で、元アメリカ議会のメンバー6人が、政府機関や軍の元高官による様々な証言を訊いた。各分野の科学者達も参加し、人類と関わりのある地球外生命体の存在について話し合われた。
参加者の一人、カナダの元国防相ポール・ヘリアー氏が語る。
『世界の人々には、知る権利があります。飛行機と同様、UFOも真実なのです。宇宙は命に溢れている・・・』
元イギリス国防大臣のニック・ポープ氏は語る。
『元国防相や副首相が公の場で、UFOは実在し地球を訪れていたが、政府により隠ぺいされていたと発言したのです。これは驚くべきことです。そして、一部の宇宙文明は人類に関心を持っているものの、彼等の技術を私達に伝授したくないのだと、そう述べています。人類は、彼等の技術を使う準備ができていないからです。仲間を破滅させるために、核爆弾を使った訳ですから・・・』
この公聴会に参加した面々の中には、原子物理学者のスタントン・フリードマン、元空軍大尉のロバート・サラス、元連邦航空局職員のジョン・カラハンがいた。彼等は皆、地球は宇宙人の来訪を受けたというヘリアーの主張に賛同した。更に、来訪者たちは人類の技術発展に興味を抱いており、特に関心があるのは核兵器だとロバート・サラスは述べた。
ロバート・サラスの発言。
『彼等は人間のミサイルを知り尽くしており、いつでも停止させることが出来るのです。ですから、情報を開示すると言っても、何と言えばいいのか、我々人類には、彼等に抵抗する術がありません』
UFOの思惑は、何だろうか。地球外生命体はこの惑星を監視しており、人類の技術発展に何らかの形で介入しているのだろうか。古代宇宙飛行士説の提唱者は、そのとおりだと言う。そのもっとも古く有力な証拠は、聖書の中の物語「バベルの塔」に隠されている。
旧約聖書の創世記には、バベルの塔は大洪水のあとのメソポタミアに建てられたとある。一説によれば、30階建て、およそ100メートルの高さがあったと言われる。人々がまとまり、団結して建てられた、地球と天界をつなぐ橋のようなものだ。
作家のバリー・ダウニング氏が語る。
『創世記第11章に、世界は同じ言葉を使い、同じように話していたとあります。やがて人々はまとまり、暮らしの改善を図りました。レンガを作り、建物を建てようとしたのです。誰かが天に届くほどの塔を建てて、名をあげようとします。尊大なことです。それは、神への挑戦です。尊大さのあまり、己を神だと勘違いし、高い塔を建てていったのです』
ダウニング氏は続ける。
『神は怒りました。天界は、人間の行動を見て思いました。「成功させてはならない」、成功すれば、次に何をしだすか分らないからです。神は、人間が協力して高い塔を建てることが出来るのだと知り、ならば、言葉をバラバラにしよう。そうすれば、塔を建てられないだろうと考えます』
宗教学者のロバート・カーギル氏によれば、この物語は、なぜ地球上にこれ程多くの言語があるのかを説明しているという。だが一方で、バベルの塔の物語は、人類の技術発展に興味を示した、地球外生命体に関する真実なのだという。
宗教指導者のアリエル・バー・ツァゾック氏は語る。
『聖書を取り巻くその他の文書からは、より深い物語を読み取ることができます。この塔は、何だったのか。古い資料によれば、これは天に届くことの出来る、古代の高度な技術なのです。大きな力を持つ天界の者たちは、人間たちの行いをじっと見ていました。そして、地球に降り立ち、塔を建てた人類を罰する必要があると考えたのです。どんな罰でしょう。それは、明確に記されています。人々の心に立ち入り、団結する精神を崩壊させたのです』
作家のデビッド・チルドレス氏は、次のように話す。
『バベルの塔の物語は、人類は己の技術を磨き、神もしくは我々を創造した地球外生命体のような存在になることなのです。しかし、人類は、技術的に高度な発展を遂げることを遮られたわけです』
また、作家のウィリアム・ヘンリー氏は次のように話す。
『バベルは、神への扉を意味します。神への扉は、ある意味、別の星への入口であり、天へと昇るための階段ではないでしょうか。人間が天への階段を上るのを見て、神は「これは行き過ぎだ」と感じたわけです』
(神はお怒りになり、人々が団結しないように言葉を違えて・・・)
(互いに争うよう運命づけた・・・)
バベルの塔という物語は、いわゆる神の決断と言う部分に大きく関わってくる。人間は違う言葉をしゃべり、互いに争う様、運命づけられたのだ。神は、人間が互いに衝突しあうことで神に抵抗しないよう、計らったのである。
古代宇宙飛行士説が言うように、別世界の者達は私達人類を監視し、その進化に介入したのだろうか。人類の技術が発展し過ぎないよう、バリアのようなモノを築いたのだろうか。その真相をさぐるため、古代文明の痕跡に目を向けてみる。それは、巨大な爆発によって破壊された文明である。
(つづく)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
世界中にたくさんの言語が存在する理由を、この「バベルの塔の話」が物語っていることは、実に興味深い。故・横山光輝著の「バビル二世」は、この「バベルの塔の話」を基に書かれている筆者お気に入りのマンガである。
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2013年、アメリカ合衆国ワシントンDC。UFOの情報公開(ディスクロージャー)に関する公聴会で、元アメリカ議会のメンバー6人が、政府機関や軍の元高官による様々な証言を訊いた。各分野の科学者達も参加し、人類と関わりのある地球外生命体の存在について話し合われた。
参加者の一人、カナダの元国防相ポール・ヘリアー氏が語る。
『世界の人々には、知る権利があります。飛行機と同様、UFOも真実なのです。宇宙は命に溢れている・・・』
元イギリス国防大臣のニック・ポープ氏は語る。
『元国防相や副首相が公の場で、UFOは実在し地球を訪れていたが、政府により隠ぺいされていたと発言したのです。これは驚くべきことです。そして、一部の宇宙文明は人類に関心を持っているものの、彼等の技術を私達に伝授したくないのだと、そう述べています。人類は、彼等の技術を使う準備ができていないからです。仲間を破滅させるために、核爆弾を使った訳ですから・・・』
この公聴会に参加した面々の中には、原子物理学者のスタントン・フリードマン、元空軍大尉のロバート・サラス、元連邦航空局職員のジョン・カラハンがいた。彼等は皆、地球は宇宙人の来訪を受けたというヘリアーの主張に賛同した。更に、来訪者たちは人類の技術発展に興味を抱いており、特に関心があるのは核兵器だとロバート・サラスは述べた。
ロバート・サラスの発言。
『彼等は人間のミサイルを知り尽くしており、いつでも停止させることが出来るのです。ですから、情報を開示すると言っても、何と言えばいいのか、我々人類には、彼等に抵抗する術がありません』
UFOの思惑は、何だろうか。地球外生命体はこの惑星を監視しており、人類の技術発展に何らかの形で介入しているのだろうか。古代宇宙飛行士説の提唱者は、そのとおりだと言う。そのもっとも古く有力な証拠は、聖書の中の物語「バベルの塔」に隠されている。
旧約聖書の創世記には、バベルの塔は大洪水のあとのメソポタミアに建てられたとある。一説によれば、30階建て、およそ100メートルの高さがあったと言われる。人々がまとまり、団結して建てられた、地球と天界をつなぐ橋のようなものだ。
作家のバリー・ダウニング氏が語る。
『創世記第11章に、世界は同じ言葉を使い、同じように話していたとあります。やがて人々はまとまり、暮らしの改善を図りました。レンガを作り、建物を建てようとしたのです。誰かが天に届くほどの塔を建てて、名をあげようとします。尊大なことです。それは、神への挑戦です。尊大さのあまり、己を神だと勘違いし、高い塔を建てていったのです』
ダウニング氏は続ける。
『神は怒りました。天界は、人間の行動を見て思いました。「成功させてはならない」、成功すれば、次に何をしだすか分らないからです。神は、人間が協力して高い塔を建てることが出来るのだと知り、ならば、言葉をバラバラにしよう。そうすれば、塔を建てられないだろうと考えます』
宗教学者のロバート・カーギル氏によれば、この物語は、なぜ地球上にこれ程多くの言語があるのかを説明しているという。だが一方で、バベルの塔の物語は、人類の技術発展に興味を示した、地球外生命体に関する真実なのだという。
宗教指導者のアリエル・バー・ツァゾック氏は語る。
『聖書を取り巻くその他の文書からは、より深い物語を読み取ることができます。この塔は、何だったのか。古い資料によれば、これは天に届くことの出来る、古代の高度な技術なのです。大きな力を持つ天界の者たちは、人間たちの行いをじっと見ていました。そして、地球に降り立ち、塔を建てた人類を罰する必要があると考えたのです。どんな罰でしょう。それは、明確に記されています。人々の心に立ち入り、団結する精神を崩壊させたのです』
作家のデビッド・チルドレス氏は、次のように話す。
『バベルの塔の物語は、人類は己の技術を磨き、神もしくは我々を創造した地球外生命体のような存在になることなのです。しかし、人類は、技術的に高度な発展を遂げることを遮られたわけです』
また、作家のウィリアム・ヘンリー氏は次のように話す。
『バベルは、神への扉を意味します。神への扉は、ある意味、別の星への入口であり、天へと昇るための階段ではないでしょうか。人間が天への階段を上るのを見て、神は「これは行き過ぎだ」と感じたわけです』
(神はお怒りになり、人々が団結しないように言葉を違えて・・・)
(互いに争うよう運命づけた・・・)
バベルの塔という物語は、いわゆる神の決断と言う部分に大きく関わってくる。人間は違う言葉をしゃべり、互いに争う様、運命づけられたのだ。神は、人間が互いに衝突しあうことで神に抵抗しないよう、計らったのである。
古代宇宙飛行士説が言うように、別世界の者達は私達人類を監視し、その進化に介入したのだろうか。人類の技術が発展し過ぎないよう、バリアのようなモノを築いたのだろうか。その真相をさぐるため、古代文明の痕跡に目を向けてみる。それは、巨大な爆発によって破壊された文明である。
(つづく)
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世界中にたくさんの言語が存在する理由を、この「バベルの塔の話」が物語っていることは、実に興味深い。故・横山光輝著の「バビル二世」は、この「バベルの塔の話」を基に書かれている筆者お気に入りのマンガである。
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