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ミステリーサークル・4 [UFOと宇宙人15]

2007年7月7日。イギリスのソールズベリー。この日、弁護士補佐であり、ミステリーサークルの研究者でもあるゲーリー・キングは、キャンプをしていた。謎の飛行物体が目撃されることで知られるナップヒルという場所である。

当時を振り返って、ゲーリー・キング氏はこう語った。
『7が三つ並んだ、縁起がよさそうな日でした。だから、彼女とここでキャンプをすることにしたんです。その日の午前三時頃、空を覆うほど大きな白い光を見ました。その20分後、畑に図形が描かれていたんです。その当時は、小麦畑でした。図形は一番奥の木の近くから始まって、かなり大きなものでした』

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(横幅300メートル、縦150メートル程もある巨大なサークルが、20分でできた)

そのミステリーサークルは、横幅がおよそ300メートル、縦がおよそ150メートルもあった。八千平方メートルに及ぶ広いエリアに150もの円形が描かれ、大きなものは直径50メートルにも達していた。ゲーリー・キングがミステリーサークルをごく間近で体験したように、多くの人々が短時間で作られた謎の図形を目撃している。

作家のデビッド・ウィルコック氏に話を聞いた。
『ミステリーサークルが実際に作られるところを目撃したという事例は、70件ほど報告されています。畑に立っている時に、突然目の前でミステリーサークルができたというケースです。多くの場合、鳥の鳴き声のような音が聞こえて、作物にバチバチっと静電気が走るような音がし、そして、まるで扇子が開く様にしてわずか3秒ほどの間に作物が倒れていき、図形が出来上がったというのです』

ミステリーサークルの研究者によれば、こうした目撃証言には、多くの場合、謎の光の存在が伴うという。

1991年、イギリスのウィルトシャー州ミルクヒル。地元の写真家スティーブ・アレクサンダーが丘の上からミステリーサークルの写真を撮影していると、畑の上空に光る金属のような物体が飛んでいるのが見えた。

ミステリーサークル研究家のチャールズ・マレット氏が語る。
『彼のカメラは、ミステリーサークルができた畑に浮かぶ白い不思議な光を捉えていました。その光は、隣の畑で作業をしていたトラクターの真上を飛びました。その後、その作業員は、メロンくらいの大きさの不思議な光が、トラクターの上を飛んで行ったと証言しています』

ジャーナリスト歴30年以上のリンダ・ハウ女史が語る。
『私自身も、何度も似たような明るい光を見たことがあります。私達が観ているのは、知的なプラズマだと思います。そのプラズマが、正体不明の知的生命体と情報のやり取りをしているのです』

ミステリーサークルと不思議な光との関係は長く、草刈りデビルの事件が起きた1678年までさかのぼる。

博物館館長のジョナサン・ヤング氏が語る。
『光が目撃される時、不思議な現象が起きる事があります。我々の理解を越える出来事です。人魂や鬼火と言った光は、我々人間が完全には理解できない自然の力の現れではないでしょうか。それは、人類が直面しなればならない謎ですね』

前出のデビッド・ウィルコック氏は、光の正体についてこのように考える。
『その光は、何らかの航空機か、又は地球外生命体が遠くから地球に針を突きさすような現象なのかもしれません。そしてそれは、宇宙の安全の為に使われる高度な技術の表れだと思います』

また、作家ウィリアム・ヘンリー氏は次のように考える。
『そのような光は、高度な文明を持つ地球外生命体が地球を探索するための「のぞき穴」のようなモノかもしれません。彼等が別の惑星を見つけてそこに興味を示すと、のぞき穴を開けて、そこから行き来したりするというわけです。

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又は、その穴から光の元へ行くことができるのかもしれません。ミステリーサークルは、そんなのぞき穴だとも言えます。つまり、ある種のワームホールであり、知的生命体の通信や移動の手段として使われているものかもしれないのです』

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前出のリンダ・ハウ女史は語る。
『あるいは、時空を旅する人々が残したものかもしれません。タイムトラベルの際に、時間や場所の精度を測るために、ミステリーサークルを利用するのです。では、これらの図形は、人類とどのような関わりがあるのでしょうか』

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(宇宙人グレイの顔を模したようなサークルが、出現した!)

ミステリーサークルの目的は、いったい何なのか。一部の研究者が言うように、タイムトラベルの到達点を示す目印なのだろうか。それとも、通信ツールとしての役割を果たしているのか。人類がミステリーサークルを空から俯瞰するまでに進歩した今、その謎が解ける日は近いかもしれない。(つづく)


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ミステリーサークルは、宇宙人の作る芸術作品ではないのか?人間がそうであるように、自分が作った素晴らしい芸術作品を地球人に見せたいという宇宙人がいても、おかしくないと思うが。

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ミステリーサークル・5 [UFOと宇宙人15]

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2002年8月15日。イギリスのウィンチェスター。ある小麦畑に、宇宙人グレイをイメージしたと思われるミステリーサークルが現れた。その右下には円形が描かれており、バイナリーコードにもみえる不思議な模様で埋められていた。バイナリーコードとは、ゼロとイチで構成されたコンピュータ言語である。

出版編集者のジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『小麦畑に出来た形は、どうみても地球外生命体の姿です。細長い目に逆三角の頭をしたグレイという宇宙人です。その隣にはディスクのようなものがあり、バイナリーコードが書かれていました。その内容は、こうです。

・いつわりの贈り物や果たされぬ約束に用心せよ
・痛みを伴うが、まだ間に合う
・善は存在する
・偽りを妨げよ
・導きは閉ざされる』

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その出来事から一年前の2001年8月21日。チルボルトン電波天文台に近い小麦畑に、バイナリーコードを含む別の形のミステリーサークルが出現した。研究者たちによれば、このデザインは1974年に天文学者のフランク・ドレイクとカール・セーガンが宇宙へ向けて発したメッセージへの返事だという。

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(左;地球から送信したメッセージ 右;その返信と思われるMサークル)

ジャーナリストのリンダ・ハウ女史が語る。
『1974年11月。コーネル大学のカール・セーガンとドレイクは、プエルトリコのアレシボ天文台から宇宙へ向けて、地球を説明する内容のバイナリーコードを電波に乗せて発信しました。そのメッセージに含まれていたのは、数字の1から10を意味するバイナリーコード、人間のDNA構造のイメージ、人間の姿、そして太陽系の中の地球の位置を示す図でした。

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(人間のDNAイメージに対応する位置に、宇宙人のDNAイメージ?)

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(人間の姿に対応する位置には、宇宙人の姿が・・・)

2001年に現れたミステリーサークルは、その構造をキチンと反映していました。ただし、DNAは二重らせんではなく、もっと複雑でした。その下にあったのは、カール・セーガンが描いた身長180センチの人間のおよそ三分の一程しかない小さな姿でした。又、さらにその下に記された天体系も、不思議なものでした。とても複雑で、他に例を見ないものです。私達がこれまで見たことも無いような天体系でした』

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(左がロズウェルロックと呼ばれる石、右は石発見前に現れたMサークル)

2004年。ロズウェル事件の墜落現場の近くで、不思議な図形が掘られた石が見つかった。その図形は、1996年8月2日にイギリスのチゼルドンで見つかったミステリーサークルと酷似していた。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『ロズウェルロックとイギリスのミステリーサークルに、同じ図形が描かれていたのです。これはとても興味深いことだと、私は思います。私達に何かを伝えようとしているからです。つまり、一部のミステリーサークルは、どこか別の世界から送られたメッセージだということではないでしょうか。別世界とは、地球外生命ということになります』

ミステリーサークルは、地球外生命体からのメッセージ伝達の手段なのだろうか。ミステリーサークルの研究者たちの多くは、そのとおりだと言う。そのメッセージを読み解くカギは、図形の中に隠された極めて高度な天文学、そして数学の方程式にあるという。

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(最初の短い弧のあとに、小数点らしきマルが見える)

元英国国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『誰もが頭をひねったミステリーサークルがありましたが、ある数学者がこれは数学の円周率であると気付いたのです。小数第十位までの正確な円周率でした。円周率を幾何学で表した図形です。つまり、図形の中に描かれた弓なりの線の一つ一つが、円周率の数値を表します。

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段差で区切られた一つの弧線が、一つの数字です。こうして弧線の長さを測って行くと、それぞれが円周率に含まれている数字となるわけです。小数点を表す点もあります。この図形は、幾何学的配置を使って、数字や桁数を表していたのです』

前出のニック・ポープ氏が語る。
『これらの図形は、その作製者の数学的知識や幾何学的スキルの高さを如実に物語っています。一部のミステリーサークルは、フラクタル図形*という数学的な図形が基となっています。マンデルブロ集合やジュリア集合*などです。こうしたパターンを作るには、数学の知識が必要です。

数学は、もちろん宇宙の共通言語です。宇宙人は英語やフランス語を話すわけではありませんから、数学を使ってコミュニケーションを図るわけです。ミステリーサークルは、宇宙人が我々とコミュニケーションを図るために残したメッセージなのかもしれません』

*フラクタル図形とは、その図形の一部として、図形全体と相似な形を含むような図形をいう。マンデルブロ集合やジュリア集合は、30数文字では説明できない難しい数学用語。

ミステリーサークルには、別世界の何者かが人類とのコンタクトを目的として残した数式や天文学的なメッセージが含まれるのだろうか。これが地球外生命体から地球人へのメッセージなら、各国の政府はなぜ興味を示さないのだろうか。内通者によれば、政府はすでに興味を示しているという。そして、ミステリーサークルの謎に、直接関わっているという情報もある。(つづく)


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ミステリーサークルには、人間が作ったものもある。だが、そうじゃないものも確かにあるのだ。人間のずるさが(賢さかもしれないが)、時に本物とニセモノの区別をより困難にしてしまうことがある。

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ミステリーサークル・終 [UFOと宇宙人15]

2006年7月。イギリスのエーヴベリー。この畑に、ある幾何学図形の影が現れた。このデザインは、一年前にまったく同じ場所に出現したミステリーサークルの残骸のようだったという。ミステリーサークルの研究家たちは、この現象を「ゴーストフォーメーション」と呼んだ。

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(左;ゴーストフォーメーション 右;ミステリーサークル)

ミステリーサークル研究家のチャールズ・マレット氏が語る。
『ゴーストフォーメーションは、もう一つの謎といえます。ミステリーサークルが出現した年、又はその翌年、元の図形が刈り取られた後に現れるのです。まるで残像のようなその図形は、非常に興味深いモノです』

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(左;ゴーストフォーメーション 右;ミステリーサークル)

ミステリーサークルの影響をうけた作物の奇妙な成長は、最初のミステリーサークルの出現から二年ほど続くと言う。だが、一部の形に限られる。

作家のデビッド・チルドレス氏が語る。
『いくつものミステリーサークルがふたたび浮かび上がってくるのは、我々人類と通信しようとする熱意からでしょうか。地球外生命体が何度も同じ図形を残し、私達に訴えかけているのです。人類に必要な情報を伝えようとしているのかもしれません。読み解くのは、私達次第です』

それらのメッセージは、何か月・何年もの間残像として残るほど重要なモノなのだろうか。それほどの内容ならば、各国の政府がより力を注ぎ研究すべきではないのか。

一部のミステリーサークル研究者によれば、アメリカとイギリスの政府は、すでに人工衛星から極秘でミステリーサークルの写真を撮影し、研究を進めているという。又、政府は、さらに踏み込んだ行動に出ていると言う者もいる。

元英国国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『イギリス政府はUFOの時と同じように、ミステリーサークルに対する関心をおもてに出しません。ですが、これが宇宙人からのメッセージなら、政府は情報把握に努めているはずです。さらに興味深いのは、一部のミステリーサークルは、政府によるものかもしれないと言うことです。政府の科学者たちが、地球から宇宙人へ向けた返事として、ミステリーサークルを作っているのです』

ミステリーサークルは、地球外生命体によって作られたモノなのだろうか。ミステリーサークルについて政府が持っている知識を、私達一般市民も共有すべきであろう。人類は、この宇宙で孤独な存在ではないと知ることができたら、どうなるだろうか。

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各国の政府は、ミステリーサークルに隠されたメッセージを秘密裡に解読しているのだろうか。そして、独自のミステリーサークルを作製し、地球外生命体と交信しようとしているのだろうか。それらが地球外生命体からのメッセージだと言うならば、いったいどのような内容なのだろう。

ジャーナリストのリンダ・ハウ女史が語る。
『誰かが、まるで大きなメッセージの一部のように地球上に一連のしるしを残し、私達人間とコミュニケーションを図ろうとしているのです、まるでパズルのように。そこに記された数式や警告を読み取ると、それは人類の進化を促すものであることが解かります』

出版編集者のジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『ミステリーサークルは、私達の目の前に差し出された非常に明確なサインだと、私は思います。目を凝らして、そのサインを読み取るべきなのです。世界中に出現する小さなヒントの数々は、私達人類が宇宙において孤独ではないということを、知らせようとしているのだと思います』

地球外生命体は長年にわたり、ミステリーサークルを通して人類と交信しようとしていたのか。数学的な図形や形状の数々をパズルのようにつなぎ合わせれば、そこから人類の起源や人類の運命に関する真実が見えてくるのではないか。宇宙の謎を解くために必要なのは私達の上空を探索することではなく、この地球の大地に記されたメッセージに目を向けることなのかもしれない。(終わり)


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二つの疑問が浮かぶ。一つは、宇宙人からのメッセージか、ということ。もう一つは、宇宙人への返事として人間が作ったものか、という点である。見た目には美しいミステリーサークルだが、出現した形のすべてに意味があるのか疑問だ。相手に伝わりづらいサークルをメッセージだとする考え方に、私は疑問がある。

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