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古代建築技術の謎・4 [UFOと宇宙人7]

『ヴィジャヤナガルは、宇宙人である神によって地球上に数々造られた都市の一つだったのでしょう。古代には都市ネットワークが存在し、そこには南米や太平洋諸島、インド、エジプト、アフリカや中東地域に残る巨石建造物も入っていました。これらも何千年も前に造られた特別な都市でした』
こう語るのは、作家のデビッド・チルドレス氏だ。

古代の人々は、異星人の知恵と専門技術を壮大な歴史的建造物の建築に取り入れたのだろう。更なる異星人との接触の証が、他の場所に存在してはいないだろうか。古代エジプトで機械が使用されたことが近年の調査で明らかになったとしたら、これはどう解釈できるのだろうか。

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エジプトの都市、ルクソール。ナイル川東側の沿岸に沿って、広大なカルナック神殿の遺跡群が残されている。この遺跡の起源は、数千年をさかのぼる。
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        (大列柱室の一部)
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      (背の高い四角柱・オベリスク)

ここにある数々の構造物には、大列柱室(約0.5ヘクタールの区域内に、16列に配置された134本の巨大な円柱がある)、オベリスク、スフィンクス参道などがあるが、これらはそれぞれ別の時代に建設されたもので、カルナックはその集合体とも言える。

驚くべきことに、この巨大な神殿の建設には、30人以上のファラオ(王様のこと)が関わっていて、膨大な時間と知識が注ぎ込まれているのである。

何世紀もの間、考古学学者や学者たちは、カルナックが、古代人の持つ非常に高度な技術を最も顕著に示すものだと考えてきた。しかし、この驚異的な建造物を建てる際に使われた技術こそが、異星人が関係しているという証にはならないだろうか。

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『エジプト象形文字は驚くほど美しく、細心の注意を払って掘られています。文字を印(しる)す技術は非の打ち所がない程に完成されていて、実際に見れば感動で心が打ち震えるほどです』
こう話すのは、作家のフィリップ・コパンス氏である。

カルナックにあるピラミッド型の先端を持つ背の高い四角柱「オベリスク」には、高度な機械技術の痕跡を見ることが出来ると言われる。

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前出のデビッド・チルドレス氏が、語る。
『オベリスクには、四面に同じ秘文が刻まれています。赤い花崗岩でできた柱の側面には、同じ象形文字が寸分の狂いも無く、見事にハッキリと掘られているのです』

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機械工学博士のアラン・アンドリュー氏は、次のように述べている。
『このオベリスクに象形文字を刻むには、機械が必要だったはずです。たとえば、この溝は幅がたったの3.5ミリ、深さ1.3センチですが、底面をみれば研削工具によって掘られたことが判ります。この工具は、石に溝を切ると次の場所へ移動して、これを繰り返します。どんなに腕が良くても、人の手ではこのようにはいきません。工具傷が残っていますが、その精度や深さ、傷の回転具合からみて、手作業で出来たものではないでしょう。また、象形文字の中にはあまりにも細かく、機械でしか掘ることが出来ないものもあります。古代エジプト人が使用したとされる道具類が発見されていますが、どれを取ってもあの刻印を刻めるものではないのです』

カルナックのオベリスクに施された精緻な加工から、その技術は21世紀のものに匹敵にすると、学者の多くが考える。

作家で工学専門家のクリストファー・ダン氏に意見を聞いた。
『精密さが、現代文明を支えています。何かを作るにあたって、ミクロンだとかナノメートルといった精度にこだわるのは今日ではごく普通のことで、その精度が求められる理由がちゃんとあるのです』

しかし、古代にそれを求めた理由とは、何だったのだろうか。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『王ラムセスの像をみれば、そのあまりにもの完璧さに、原始的な道具でどうやって作ることができたのかと、首をかしげてしまいます。現代では、機械無しにこの像を作ることはできません』

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前出のクリストファー・ダン氏が検証をしてみる。
『ラムセス像が左右対称であることを、確認する方法があります。まず写真で、まったく同じスライドを2枚作って、1枚を裏向きにひっくり返して、もう一枚の上に重ねます。するとこのように、2枚は左右が完全に一致していることが解かります。古代エジプト人は、花崗岩の扱いに長けていました。当時の物と考えられている道具類で、どうやったらあのような加工ができたのか、見当もつきません。当時の職人たちが使った道具といったら、銅でできたノミや石のノミ、それに石の斧や木づちなどです』

多くの歴史家や考古学者が言うように、古代人が現代の工具に相当する物を持たなかったなら、どうやってこれ程正確な構造物を作れたのか。現代の方法で作られたものと比較することによって、答えを見つけることが出来るかもしれない。

前出のクリストファー・ダン氏が、検証結果を説明する。
『アルミニウムで作られた顏の像で、比較してみましょう。顏の表面に沿ってスジが見られますが、これはエジプトのカルナック遺跡のラムセス像にも、ちょうど同じモノが見受けられます。また工具傷が残っていて、ラムセス像の眉の上あたりに傷が付いていますが、これを見ると、工具がどんな種類でどんな形だったが判ります。このように左右対称であることのほかにも、この石像が機械によって作られたことを示す様子があるのです。その幾何学的な構造や精度の高さ、それに工具傷です。この三つの要素のすべてが、現代の機械加工と共通しています。何らかの機械の助けを借りずに手作業だけでこれを作るのは、途方も無く難しいことです。まず不可能だっただろうと、私は思うのです』
(つづく)


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鋳型に流して作るにしても、彫るにしても、手作業で仕上げるには、あまりにも精度が高すぎる古代エジプトの石像。機械の手助け無しにはありえないということは、それを動かす電気のようなモノが存在していたのか。

古代建築技術の謎・終 [UFOと宇宙人7]

ラムセス像に見られる工具傷が、現代の工法で出来る工具傷と同一であるというなら、それは古代人が機械や、恐らくは電気までも使用した証にはならないだろうか。

『当時は電気も電動工具も無く、刃先にダイヤモンドを付けた電動のこぎりもありません。それなのに、特殊な道具が必要とされる精密加工がおこなわれているのです。現代になって、やっと私達の文明が手に入れた高度な機械を、古代人はいったいどこで、どうやって入手したのでしょうか。古代の異星人から与えられたと、考えられます』
こう話すのは、作家のデビッド・チルドレス氏である。

古代のエジプト人は、地球外生命体の知識や技術を得ていたのだろうか。あるいは、彼ら自身が異星人だったのだろうか。古代宇宙飛行士説では、この仮説を全面的に肯定する。地中海の中ほどに浮かぶ小さな島が、その証拠であると言われている。

マルタ共和国。イタリアの南、地中海の中央に位置する小さな島国である。人が住み始めたのは紀元前5200年頃で、シチリア島から移住したと言われている。
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     (マルタ島 巨石神殿群の全景)

マルタのゴゾ島に残る巨石神殿群は、古代に造られた世界最大の構造物だ。
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地中海の古代文明に関する協会を設立したリンダ・エネイックス女史に話を聞いた。
『マルタ島とゴゾ島にある神殿は、エジプトのピラミッドより1000年は古いとされていて、世界一古い大規模建造物です。この神殿建設に使われた工学技術には、驚くべきものがあります。
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空間を仕切る壁や舗装された歩道が作られ、かつては天井があったものと思われます。太古のどの遺跡よりも、複雑な構造をしています』

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金属器や車輪が発明される前の時代である。遺跡の規模の大きさや20トン以上の一枚岩が何枚も垂直に並べられていたことは、専門家たちを驚かせた。

『光を用いた精度の高い測量機器が開発されたのは、近年のことです。それまでは、私達の測量技術を越えるほど精密な石の加工がおこなわれていたことが、把握できていなかったのです。このような石の加工には、高度な技術が必要だったことでしょう』
こう話すのは、作家で博士号を持つパトリック・フラナガン氏だ。

マルタの遺跡を建てた古代人が先進技術を使用していたなら、どこからそれを得たのだろうか。答えは、マルタにまつわる多くの謎に隠されているのかもしれない。謎の一つが、島のところどころに残された「カートラッツ」である。
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 (中央に見える2本の線路のようなミゾが、カートラッツ)

前出のリンダ・エネイックス女史の話。
『岩盤に刻まれた平行する溝が車輪の轍(わだち)のように見えるので、この名が付きました。実際にはなぜ、何の目的で作られたかは、解かっていません。カートラッツの幅は、約120センチです。間隔は常に一定で、それが何百メートルも、時には何キロも続いているのです。もっとも古いもので、一万年前のものと言われます。というのも、カートラッツの上に古代の神殿が建てられているのです』

カートラッツは、マルタが世界最古の産業都市の一つであった証なのかもしれない。古代宇宙飛行士説では、そう考える。

前出のリンダ女史が続ける。
『マルタに残るカートラッツは、古代のレールの跡ではなかったかと考えられるのです。このレールは、大型機械を動かすために使われたのでしょう。現代でも、鉱山で重機を動かす時やロケットを発射台へ運ぶときなどには、レールが使われます』

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マルタで先進技術が使用された更なる証拠が地下にあるという。1902年、建設業者が住宅の基礎工事を行っていた際に、「地下の聖所」を偶然発見した。それは、紀元前2500年頃に作られたものだった。
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     (三層構造になっている地下墳墓)

「ハル・サフリエニ地下墳墓」と名付けられた地下構造物は、地上から近い順に第一階層から第三階層までの三層構造を持ち、すべてが硬い石から掘り出されていた。

前出のリンダ・エネイックス女史が、解説する。
『地下の石室は、2000トン以上の石を運び出して作られたと推測されています。地上に建てられた神殿を、細部まで再現しようとしていたようです』

この地下墳墓最大ともいえる謎の一つに、石室の音響特性がある。それは、第二階層にある「神託の部屋」に特有のものである。この石室の音響は、並外れて優れている。神託の部屋の中で誰かが話をすると、その声が地下墳墓の隅々にまで響いて、聞き取れるようになっている。

神託の部屋は、古代の神、おそらくは別の星に住む先祖と交信するために使われたのだろうか。あるいは、古代のマルタの人々は音を操作する方法を知っていて、音声周波数を使って物体を操っていたのだろうか。

音響に詳しいパトリック・フラナガン氏が解説する。
『古代人が、音波における「非線形共鳴現象」を使用していたと気付いたことは、大きな発見でした。そして現在では、物質科学の分野において、この共鳴現象が解明されつつあります。音波やマイクロ波、磁気波などを共鳴させれば、想像も出来なかった方法で物質を変化させることが出来ると分かってきたのです』

デビッド・チルドレス氏が、解説する。
『古代の人々は、音波技術に関する高度な知識を持っていたのです。実際に音波技術は、音波浮揚や反重力といった様々な分野で応用されています。巨大な建造物がどうやって建てられたかを伝える神話や伝説が、世界の至る所に残されています。石の移動には、音が使われたと説明するものもあります。何らかの楽器を使って石を浮き上がらせ、完全に無重力の状態にすることで、押すだけで石を動かすことが出来るようになったとされているのです。今やっと発見されつつある高度な知識を、古代のマルタの人々は持っていたようです。その知識は、異星人から与えられたのでしょう』

古代において、驚きの建造物を造るための道具や技術は、はるか彼方の銀河から与えられたのだろうか。あるいは、古代人とは地球外生命体だったのか。答えは、世界の至る所で容易に見つけることができるのかもしれない。そして、古代の人々が設計・建築した建造物は、私達の未来の為に造られたのかもしれないのである。
(終わり)


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音波を使って巨石のような重いものを動かすなどという話は、初めて聞いた。だが、音響浮揚理論は1900年代からすでに研究報告されており、2000年代に入り新しい原理が提案されているという。現代人が重いものを音波で自在に動かせるようになったら、それを悪用する輩が必ず現れるだろう。異星人たちはそのことを危惧して、地球を見張っているのかもしれない。

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