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エリア52・4 [UFOと宇宙人25]

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(モントーク空軍基地の跡地)

アメリカ・ニューヨーク州のロングアイランド。この島の東に、モントーク空軍基地の跡地がある。防衛に適した位置にあることから、1917年に海軍の基地として設置されたのち、1981年に閉鎖されるまで、何十年もの間、潜水艦や爆撃機から東海岸を守って来た。だが、複数の内部告発者によると、地下深くに隠された研究室が、今も稼働している可能性があるという。

ドキュメンタリー製作者のクリストファー・ガレタノ氏が語る。
『完璧な隠れミノだと思います。地上の空軍基地は閉鎖され、何の動きもありません。しかし、その下には複数階に及ぶ地下施設があり、非常に高度な実験が行われています。そう証言している関係者たちは、地上から降りてその地下基地に入ったわけでは無いと話しています。皆、ブルックヘブン国立研究所から地下鉄に乗って、モントークまで行ったそうです。ということは、地上の基地から地下の様子は解からないのでしょう』

古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、エリア51やライトパターソン空軍基地のように、モントークの基地ではアメリカ軍が地球外の技術を使い、様々な実験を行なっていたと考えている。そして、「モントーク計画」として知られる衝撃的な研究プログラムの一環として、人体実験が行われたと信じる者もいる。

元イギリス国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『モントーク計画に関するウワサの中には、「MKウルトラ計画」で実際に行われていた実験と結びつく話もあります。MKウルトラ計画については、機密解除文書が存在します。この計画は、CIAとアメリカ陸軍が進めていました。マインドコントロール(洗脳)の技術を有効活用することを目指したプログラムです。
しかし、モントークでは、さらに変わった技術の研究が行なわれていたというウワサがあります。例えば、意識の力を効果的に使い、遠く離れた人々の行動に影響を及ぼす遠隔誘導という技術です。そのようなことが出来れば、軍にとって大きなメリットがあるため、研究が進められたのだと思います』

作家のマイケル・バラ氏が語る。
『それは、性能の良い銃や武器、戦闘機を作ろうとする普通の軍事研究の範疇を越えていました。人間の思考をコントロールするための様々な技術を開発するプログラムでした』

マインドコントロールや思考を遠隔誘導する技術、もしアメリカ軍がそのような驚くべき技術を利用できると考えていたとしたら、それは地球外生命体からアイデアを得たのか。ロズウェル事件の現場で回収されたモノを、参考にしたのかもしれない。

ジャーナリストのリンダ・ハウ女史が語る。
『モントークで開発されていた技術は、アメリカ政府が人間以外の知的生命体から与えられたものではないかという意見が、根強く残っています。政府は、地球外生命体と技術協力、又は技術交換をしながら、実験を行なっていたのかもしれません』

作家のリチャード・ドーラン氏が語る。
『モントーク計画では、地球外生命体から得た技術で、「モントークの椅子」が作られたのではないかと言われます。その装置を使って、地球外の技術と人間に備わっている意識の力を掛け合わせ、現実世界を意のままに変化させたようです』

前出のガレタノ氏が語る。
『被験者がその椅子に座ると、思い描いた物が物質化し、思い描いた通りのことが実際に起きたと言います。念力で物を動かすことや、透視も可能になりました。被験者にカップやボールなどの単純な無生物を思い描かせ、それを物質化する実験をしていたのです。思い浮かべた物は、何でも実体として現れたといいます。更には、この椅子で超能力を高めれば、他の場所に移動することも可能だと考えられました』

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(モントークの椅子・イメージ)

多くの研究者や古代宇宙飛行士説の提唱者たちによれば、マインドコントロール技術に関わるモントークの椅子の話は、古代エジプトのある椅子に関する伝説と奇妙なほど似ているという。それは、プタハ神(*)の王座だ。
(*)プタハ神(しん);古代エジプトの創造神。プターとも呼ばれる

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(プタハ神の像)
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(プタハ神の王座・壁画)

古代エジプトに詳しいラミー・ロマーニ氏が語る。
『プタハ神は、古代エジプトで特に興味深い神です。他の神よりも,先に現れました。プタハ神が地球を創り、人間を創りました。他の神とは違い、プタハ神は思考の力で世界を創ったのです。彼が考え、感じたものが、実際に創られたと言います』

作家のウィリアム・ヘンリー氏が語る。
『プタハ神は、王座に座った姿で描かれています。彼が思考によって世界を創った時、中心にあったと言われる椅子です。興味深いのは、この王座に羽が付いていることでしょう。羽が付いているのは、空を飛ぶからです。つまり、天に昇る王座なのです。モントークの椅子とプタハ神の王座の話を比較してみると、ある疑問が浮かんできます。アメリカ軍は、古代エジプトで使われていた地球外の技術を再現して、モントークの椅子を作ったのではないでしょうか』

エジプトの神と空飛ぶ王座に関する伝説は、モントークの基地で開発されたというマインドコントロール用の椅子と、つながりがあるのか。古代宇宙飛行士説では、そう考える。そして、長年地球外の技術を活用するために研究を進めてきたアメリカ政府は、今もモントークでの実験を継続しているという。

作家で古代宇宙飛行士説提唱者のデビッド・チルドレス氏が語る。
『モントーク計画の実験に関わったと証言する人々が、何人もいます。彼らは、特別な椅子に座ったそうです。そのような実験は、モントークの地下で今も続けられていると、考えられています』

ロングアイランドの東に位置する閉鎖された軍事基地は、今も秘密裡に活動しているのか。そうだとしたら、モントーク以外にも地球外の技術が集められた政府の施設が数多くあり、ネットワークを作っているのかもしれない。古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、そのような考えが事実だと主張する。そして、厳重に警備された別の施設に、証拠があると考える。そこでは、地球外の技術がすでに実用化されているというのだ。
(つづく)


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いわゆる「モントーク・プロジェクト」と呼ばれるマインドコントロール実験のことは、1990年代の矢追ディレクターによるUFO特番でも特集していた。廃墟のようなモントーク基地に潜入した番組のカメラは、つい最近まで使われていたようなカレンダーを撮影していた。そして偶然にも、この廃墟施設の窓ガラスからこちらを覗いている宇宙人のような顔を編集時に見つけ、番組内で放送していた。何かがいるとしか思えないような映像だった。



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