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宇宙人と第三帝国・終 [UFOと宇宙人22]

連合軍がベルリンに迫りつつあった1945年4月30日、アドルフ・ヒトラーが自決する。その二日後にベルリンは陥落、そして5月7日にドイツは無条件降伏した。ヨーロッパ戦線が終結すると、ナチスの高官たちはどこかへと潜伏し、二度と姿を見せなかった者もいるという。

ドイツの敗北から二か月後、ロバート・オッペンハイマー博士率いるアメリカ人科学者の一行は、アメリカニューメキシコ州のホルナダ・デル・ムエルトと呼ばれる僻地に集まった。この地名は、スペイン語で「死への旅」を意味する。そして、1945年7月16日午前5時29分、史上初の核爆弾が炸裂した。

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(史上初の核爆弾が炸裂した)

世界初となる核兵器を開発する手がかりを、アメリカはどうやって手に入れたのだろう。自力で開発にこぎつけたのか、それともドイツ人同様に、高性能兵器と地球外の乗り物が書かれた古代文書を手に入れたのだろうか。

作家のヘンリー・スティーブンス氏が語る。
『この件を調査している人なら、この仮説を否定はしません。ドイツの地球物理学者Aは、古代インドの文献の技術翻訳をした人物ですが、開戦中にドイツが開発しようとした空飛ぶ円盤が、インドの文献と関連していると示唆しています。アメリカもこのような文書を入手したかもしれません』
*A氏の名前は、裏が取れなかったため不明としました

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(月面有人着陸できたのは、ナチスのおかげ?)

人類史上最もめざましい技術の進歩といえば、おそらく・・・月面有人着陸だろう。1969年7月20日。第二次世界大戦の終結から25年も経たずして、宇宙飛行士のニール・アームストロングとバズ・オルドリンは、地球の外の世界に降り立った。だが、なぜこれほどの技術革新を、短期間に行えたのだろう。ドイツが発見した古代の科学技術が、それを可能にしていたのか。

前出のスティーブンス氏は次の様な意見を述べる。
『現代のテクノロジーに目を向けてみますと、ナチス時代のドイツによって発明されたり、大幅に改良が加えられたりしたものばかりです。当時のドイツ人は、現代の私達の社会に大きく貢献しているのです』

第二次世界大戦が終わると、ペーパークリップ作戦と呼ばれる極秘計画によって、ドイツ人科学者の幹部達や技師や専門技術者の多くは捕えられ、アメリカに連れていかれた。

前出のスティーブンス氏が続ける。
『この作戦はアメリカ政府によるもので、ドイツ人科学者を軍事または産業目的のために働かせようとするものでした。亡命という形で保護され、同時に彼らの戦時記録は抹消されて、戦争犯罪は問われませんでした』

こうしたドイツ人科学者の中で最も影響を持った人物は、ヴェルナー・フォン・ブラウンだろう。かつてのペーネミュンデ ロケット開発試験センターの長官である。

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(中央がフォン・ブラウン博士)

作家のデビッド・チルドレス氏が語る。
『フォン・ブラウンこそが、V1飛行爆弾とV2ロケットの開発者です。彼はナチ党員で、親衛隊の少佐でもありました。ナチスドイツが開戦中に開発していたほとんどの極秘計画に、内々に関与していたと言われています』

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アメリカに到着したフォン・ブラウンは、立ち上がって間もないロケット計画のリーダーを務めることになった。そしてその後は、アメリカ航空宇宙局(NASA)の創立に携わった。

作家のジム・マーズ氏が語る。
『ニューメキシコ州でアメリカが最初に打ち上げたロケットは、実質的にはV2ロケットでした。違いと言ったら、カギ十字や鉄十字が付いていないことぐらいです』

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作家のマイケル・バラ氏は、宇宙計画について次のように考えている。
『宇宙開発競争など、茶番もいいところです。アメリカ対旧ソ連のロケット計画と称されますが、どちらも元々ドイツのロケット開発チームが進めていたのです。NASAにしてみても、フォン・ブラウン率いるドイツの科学者がいなければ、月に行くことなど到底無理でした』

前出のチルドレス氏が語る。
『アメリカ政府はさまざまな分野で、ナチスドイツが行なっていたことを踏襲しました。地下に軍事基地や工場を建設し、極秘技術を推進したのです。そして、この技術は古代にも存在し、神の乗り物「ビマーナ」にも使用されていました』

UFO研究家のアレン・グリーンフィールド氏は、1970年にライトパターソン空軍基地の秘密解除となった書類を見る際に、ヴェルナー・フォン・ブラウンと会ったという。

グリーンフィールド氏が、その時のことを振り返る。
『なぜ、あれほど早くロケットを開発することができたのかと、訊いたのです。すると、フォン・ブラウンはズラリとならんだUFO関係のファイルを見下ろしながら、「これのおかげだよ」と言いました。つまり、地球外生命体のおかげってことですかと、さらに私が訊くと、「我々は皆、あの者達に助けてもらっている」と答えたのです。とても衝撃を受けた瞬間でした』

結局アドルフ・ヒトラーの奇跡の兵器が、日の目を見ることは無かった。ドイツ人科学者達によって築き上げられた高度な技術は、この世界に進化をもたらした一方で、我々の存在をも脅かすようになった。

宇宙時代を迎えた現代のテクノロジーは、古代宇宙人研究の賜物だったのだろうか。そして、地球外生命体が大規模破壊をもたらす最終兵器を持っていたとしたら、その後はどうなったのだろうか。自らの高い知性によって、滅んだというのか。そうであるならば、人類の未来には何が待っているのだろう。おそらく時が経ち、宇宙を知ることができれば、見えてくることだろう。
(終わり)


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自決したヒトラーが影武者であることは、ほぼ間違いないと言われている。又、ナチ党官房長のマルティン・ボルマンは、終戦後もアルゼンチンで生きていたことが分かっている。だが、ハンス・カムラ―だけは、ようとして行方が知れない。第4回で書かれていたように、ベル型円盤の開発指揮をしていたカムラ―は、敗戦直前に完成したベル型円盤で未来または別次元へ逃げたのかもしれない。



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