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宇宙人建造物説・4 [UFOと宇宙人20]

2016年5月、カナダのケベック州にあるサン=ジャン=ド=マタ。西暦一千年頃に最盛期を迎えたマヤ文明の文書を詳しく調査した結果、驚くべき発見があった。発見者は15歳の学生ウィリアム・ガドゥリー君である。彼は、マヤの星座図とマヤ文明の都市の並びに関連性があることに気づいた。

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作家のデイビッド・ウィルコック氏が語る。
『ガドゥリー君は、マヤの22の星座図が117カ所あるマヤの都市に当てはまることを発見しました。しかし、星座図に星があるにも関わらず、地図上には都市が存在しない場所があったのです。彼はその場所に注目しました。星座図を宝の地図のようにとらえ、そこに何かあると考えたのです』

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(一か所、星とマヤの都市が一致していない所【光っている部分】があった)

マヤの星に当てはまらない星が一つだけあるのは奇妙だと感じたガドゥリー少年は、そこにまだ発見されていない都市があると確信した。彼はカナダの宇宙庁とニューブランズウィック大学の遠隔測定専門家アルマン・ラロック博士の協力を得て、衛星写真を使い、その都市があるべき場所の座標を特定できたという。

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(衛星画像が、そこにピラミッド?を映し出していた)

前出のウィルコック氏が続けて語る。
『彼らは、アッと驚くものを見つけました。その場所に四角い構造物があったのです。明らかに幾何学図形のような人工的な形で、左右対称でした。アルマン・ラロック博士も、この四角形の構造物がピラミッドの土台ではないかと考えています』

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(広範囲に及ぶマヤ文明の都市は、すべてマヤの星座図と合致している)

発掘調査は行われていないが、その失われた都市に「ク・アアク・チ(火の口という意味)」という名称が付けられた。ガドゥリー少年の発見は、マヤ文明が都市を星の位置にぴったり合わせていたことを立証しているようだ。その地域がおよそ20万平方キロメートルに及んでいることを考えると、驚くべき偉業だ。

ウィルコック氏が続ける。
『マヤ文明の都市すべてに、共通しています。その都市の一つ一つが、星座図に合わせて極めて正確に配置されているのです。原始文化にできることでしょうか』

古代宇宙飛行士説においては、地球外生命体の指示で、マヤ人が都市を建てたのだと考える。そして、それは世界中の他の文明も同様だという。だが、重要な場所の位置を決める要因になったのは星だけではなく、多くの遺跡が地球のエネルギーの流れに沿って建てられているように見える。

1921年、イギリスのヘレフォードシャー。風景写真家のアルフレッド・ワトキンスが興味深い発見をした。この地にある古代の列石、塚、砦、土塁などの多くが、数キロに渡って一直線上に並んでいたのだ。ワトキンスが「レイライン」と名付けたこの直線は、その後、イギリスとフランスのあちこちで発見された。

ふたたび、ウィルコック氏が語る。
『古代に造られた石の建造物のほとんどが、このレイラインで繋がります。それには、ストーンヘンジやエーブベリーなどの遺跡も含まれます。一直線上に並んでいるのは、何かとつながっているからでしょう。テンプル騎士団は十字軍の時代、同じように地球のエネルギーを利用していたと言います。その後、彼らがヨーロッパ各地に建てた教会は、レイライン上に並んでいるのです』

また、作家のリチャード・カッサーロ氏は次のように述べる。
『古代文明は、世界に広がるエネルギーの流れが存在することを理解していたのでしょう。その流れを、エネルギー源のように見ていたのだと思います。それに沿って建造物を造ることで、エネルギーを引き出していたのかもしれません』

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(カルナック列石)

1992年。熱力学技術者のピエール・メロウは、30年に渡って訪れていたフランスのカルナック地方の巨石群を調査した。その石を使って、レイラインのエネルギーに関する仮説の真偽を確かめようとしたのだ。

作家のフレディ・シルバ氏が語る。
『メロウは、何千もの巨石が並ぶカルナック列石に行きました。半信半疑だったメロウが巨石のエネルギーを計測すると、それらが電池やコイル、交流電源のような役割を果していて、エネルギーを蓄えることや増大させることが判りました。特定のエネルギーを利用するために、石が建てられたのです』

古代宇宙飛行士説の提唱者が考えるとおり、地球外生命体が古代人に建造物の位置を指示したのなら、それはエネルギーを利用するためだったのか。更なる手掛かりは、地球上で最も神聖、かつ争いの火種になる場所で見つかるかもしれない。
(つづく)


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古代遺跡には、建造される理由はもちろん、建てられた場所(位置)についても、そこでなければならない明快な理由が必ずあると言うことらしい。



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