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宇宙人建造物説・3 [UFOと宇宙人20]

エジプトのギザ台地。大ピラミッドは、おそらく地球上で最も謎めいた建造物だろう。古代の驚くべき技術を、今に伝えている。その建設方法や使用目的については、様々な説が提示されてきた。

作家のデビッド・チルドレス氏が語る。
『エジプトにある大ピラミッドの研究が始まって以来、研究者達は驚きの連続だといいます。大ピラミッドの設計に使われた数学の知識や測量技術は、驚異的です。その配置さえも、エジプト学者たちの大きな関心を集めてきました』

大ピラミッドはほぼ真北を向いていて、誤差は0.1度以内だと言う。これは驚異的な精度だと、物理学者のマイケル・デニン氏は語る。

『大ピラミッドの方角を見ると、真北に近いことが判ります。さらに興味深いことに、地球の自転軸が指す方向は常に一定では無く、円を描くようにゆっくり移動する歳差運動(*)があるため、建設当時は真北にもっと近かった可能性があるのです』
(*)例えれば、高速で回っているコマの心棒が、速度が落ちると傾いてきて円運動を描くようになる、あれである

大ピラミッドは東西南北にぴったり合っているだけでなく、意図的にその場所が選ばれたように見えると、作家のスコット・プレイトン氏は説明する。

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『大ピラミッドを始点にして、地球を一周する線を引いてみましょう。大ピラミッドから八方位に向かって線を延ばしてみると、他の場所を支点にした時よりも、多くの陸地を通れることが判ります。大ピラミッドは、地球の陸地の中心に置かれているということです』

1925年に初めて大ピラミッドの正確な調査が行われて以来、数学者などの研究者たちは地球の測地データとのさらに深いつながりを発見している。つまり、地球の寸法や形状が、ピラミッドのデザインに組み込まれていると言うのだ。

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(地球の極どうしを結んで二千五百万に分割すると、1キュービットが得られる)

作家のデビッド・ウィルコック氏が語る。
『大ピラミッドは、高度な技術で建てられています。現代のどんな建造物よりも、遥かに進んでいるのです。使われた単位は、イギリスやアメリカで一般的なインチではなく、キュービットです。面白いことにキュービットは、地球の極直径のちょうど二千五百万分の一です。つまり、北極と南極を結んで二千五百万に分割したら、完璧な1キュービットになります。(1ロイヤル・キュービット=約56センチ)

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(ピラミッドの底辺の一辺を測定すると・・・)

また、大ピラミッドの底辺の長さを、ソケットという四隅の四角い穴から穴まで測ります。すると、365.242キュービットになります。これは、地球の太陽年(*)の日数と同じなのです』
(*)分かりやすく言うと、地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間のこと

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大ピラミッドのサイズを計測すると、地球の赤道部分の円周や赤道部分から極までの長さの縮尺だと分かる。大ピラミッドを拡大すると、底辺の外周が地球の赤道地点の円周と一致し、高さが赤道から北極までの半径と一致するため、北半球にぴったり入るという。

更に、人工衛星技術を使った最近の研究において、大ピラミッドに組み込まれた別の公式も発見された。

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(左;北緯29.9792458度 右;真空中における光の速度の定数は、299,792,458m/s)

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『大ピラミッドの位置を、座標で見てください。驚くことに、その数字の並びは、光が宇宙を通る時の速さをメートル毎秒に換算した数字と全く同じです。地球に関する様々なデータが、大ピラミッドに組み込まれていることが判ります。そう考えれば、単なる偶然として片づけられないでしょう』

ギザの大ピラミッドに地球の情報が組み込まれていることは驚くべき話だが、世界の他の遺跡、例えばメソアメリカのピラミッドやメソポタミア文明のピラミッドであるジッグラトなどにも、正確な方位に合わせた配置や数学的概念が見られるようだ。

博物館館長のジョナサン・ヤング氏が語る。
『神の導きによって、建てられたのだと思います。神のしるしとして建造物に特定のデータを組み込んで、人類だけで造ったものではなく、さらに大きな存在がいたことを示したのです。その建造者は、不自然に高度な技術が古代にあったことを、未来の人々に知らせたかったのでしょう。古代の建造物は、地球外生命体が残した名刺のようなものだと思います』

古代宇宙飛行士説の提唱者たちによれば、地球外生命体が素晴らしい建造物の建設や配置に介入した証拠は、星と一致する並びにも見つかるという。

前出のツォカロス氏が語る。
『私が宇宙から来たとして、自分の出身地を知らせる証拠を残したいと考えたとしましょう。そうした場合、建造物を星座の形に並べるのも一つの方法だと思います。エジプトでは、ギザの三大ピラミッドがオリオン座の三ッ星と同じように並んでいます。ピラミッドは単なる建造物ではなく、特別に配置された建造物なのです』

メキシコのテオティワカン遺跡でも、三つのピラミッドがオリオン座の三ッ星に合わせて配置されている。そして、世界の他の地域にも、天体に合わせて配置された遺跡がある。

古代の建造物、さらには遺跡全体に高度な原理が組み込まれたのは、未来の人々に地球外の影響を理解させるためなのか。古代宇宙飛行士説の提唱者は、そのとおりだという。そして、地球外生命体の視点で古代の建造物を見れば、より大きな目的が明らかになると考える。
(つづく)


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以前に勤めていた会社(自社ビル)の地下2Fのある一角に、そのビル建設に関わった建設会社の人物と思われる何名かの名前が、ペンキで書かれているのを発見したことがある。このように、何か訴えたい事がそこにあると、何らかのしるしや証拠を残すことは人でもやる。宇宙人がやらない保証はないではないか。ピラミッドに見られる数々の数字的な遊びは、その類ではないのか。



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