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アブダクション・4(宇宙人による誘拐) [UFOと宇宙人19]

1998年。アメリカのペンシルベニア州、フィラデルフィア。ジャーナリストのリンダ・ハウ女史は、地球外生命体の来訪を示す証拠を集め、それを一冊の書籍にまとめた。ハウ女史は著書の中で、人間と宇宙人との交流の証拠や、彼女がもっとも真実味があると考えるアブダクション事件について語っている。

リンダ・ハウ女史の話。
『常に科学、医療、環境などの分野において取材を重ねてきましたが、その中で私はアブダクションの体験をした人々にも話を聞く機会がありました。1995年。ユーレカスプリングスのオザークUFO会議で、ジム・スパークスという人物と知り合いました。彼は、これまで聞いたことも無いようなアブダクションの物語を聞かせてくれました。

ジムの場合、彼は天井も屋根も突き抜けて空へ登って行ったことを、覚えていました。これは、他のアブダクション被害者とも共通しています。木や大地を、上空から眺めることができたと言います。そのあとはしばらく真っ暗になり、気がつくと、宇宙人グレイの世界に移っています。様々なタイプのグレイがいたと、証言しています。

そしてある日、彼はコンピュータの前に座らされました。おそらく、宇宙人の文字を覚えさせられるのだと感じました。そして、宇宙人の言葉の中のアルファベットのような文字をなぞるように言われました。それは例えば、右から左、左から右、右から左でした。動きの上ではただの線のように見えましたが、彼によると、宇宙人のすべての文字や数字には、周波数が組み込まれていたと言います』

また、別の遭遇事件で、スパークスは遠い過去の映像が連なって見える体験をしたという。古代のローマや原始的な人々の映像を垣間見たと、彼は説明している。

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(霊長類のDNAを操作し・・・)

前出のハウ女史が続けて語る。
『そして、森の中にいる霊長類の映像を見せられた時、スパークスは突然気付いたのです。宇宙人たちは地球上のDNAを操作し、原始人と自分達との混血種である生命体を作ろうとしたのだと。そのことに、彼は怒りを覚えました。宇宙人たちによる介入が、すべてよいことであるとは限りません。

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(できた原始人に宇宙人のDNAを入れて・・・)
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(混血種を創ろうとしているのか・・・)

悪いことや人類の正常な進化を妨げるようなことも含まれるとしたらどうだろうと、スパークスは考えたのです。地球上の生命体が、地球や人類にとって自然な形では無く、宇宙人たちの都合で変えられているのだとしたら、どうなるでしょうか』

作家で古代宇宙飛行士説提唱者の一人、デビッド・チルドレス氏が語る。
『スパークス氏の説明を聞くと、宇宙人による人類の誘拐は、何千年も何万年も前から行われていたのではないかと思えます。そして、特定の人間が選ばれ、宇宙ステーションや宇宙船、または神々の町のような所へと連れて行かれ、特別な教育を受けるのです。そして、ふたたび地球へと戻されます』

ジム・スパークス氏はのちに、宇宙人たちはアブダクションにおいて、人間のジャンクDNA(*)を操作していると語っている。それは人間の遺伝子の97パーセントを占める部分だが、科学者さえもその用途を理解していない。

(*)ジャンクDNAは「ガラクタ遺伝子」と訳され、ゲノム解析の結果、一見して余分・無駄にみえるような未解明の領域に付けられた名称のこと

作家のウィリアム・ヘンリー氏が語る。
『DNAの大部分は未使用のままだと、遺伝学者たちも信じてきました。ところが最近になって、実は隠れたスイッチがあり、それを使えばジャンクDNAが有効活用され、人間の新たな能力が開花するとも言われています』

UFO情報に詳しいラジオバーソナリティのジョージ・ヌーリィ氏が語る。
『アブダクションの被害者は、何らかのプログラミングをされているのではないかと、スパークス氏は考えました。宇宙人が信号を送ると、被害者はそれに反応するといったことです。合図を受けると、予めプログラミングされていたとおりの行動をしてしまうわけです。これは、とても恐ろしいことのように思えます』

また、作家で博士のデビッド・ジェイコブス氏は次のように語る。
『アブダクションの被害者たちは、将来強制的に何かをさせられるのではないかと、言っています。長年私と付き合いのある人の中には、宇宙人によって何らかの知識を埋め込まれたようだと言う人もいます。今はそれが何だか分かりませんが、いざという時、その知識が使われるような気がすると。こうした証言は、本当ではないかと考えています』

前出のヌーリィ氏が続ける。
『すべては、つながっていると思います。すでに地球上にいるプログラミングされた人々が、準備を整えることになるでしょう。古代から、宇宙人と地球人の混血種が作られている可能性も忘れてはなりません。彼ら(混血種)は母船で待機しており、準備が整ったらやってくるのです』

アブダクションの被害者は、宇宙人たちによる今後のミッションのために、地球に戻されたというのだろうか。そのミッションは、数百年、または数千年前から計画されていた可能性がある。地球人と宇宙人を掛け合わせた混血種も、そこに関連しているのだろうか。もしかしたら、そうした混血種はすでに地球上で暮らしているのかもしれない。
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
宇宙人は何の為に、人間と宇宙人との混血種を創っているのだろうか。人間社会に溶け込ませるため?それとも、人間と置き換えていくため?いずれにしても、それは地球征服に他ならない。しかも、とても遠回りなやり方である。



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