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マジェスティック12・2 [UFOと宇宙人18]

アメリカのニューメキシコ州、アルバカーキ。古代宇宙飛行士説を支持するジョルジョ・ツォカロスは、リンダ・ハウの自宅を訪れていた。マジェスティック12に関するあらゆる文書を調べた彼女は、1994年にメリーランドで発見されたものこそ、もっとも説得力を持つという。以下は、リンダ・ハウ女史とジョルジョ・ツォカロス氏との対話。

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リンダ;
『今まで見たことのある文書の中で、これが最高です。極秘SOM1-01マジェスティック12グループ、とあります。この文書のタイトル「地球外生命体とその技術の回収と破棄」を初めて見た時、誰もが最初に考えたのはスタンプのことです。このスタンプは、本当に1954年の陸軍省のものだったのでしょうか。結果、60年代まではこれが使われていました。それからもう一つ、とても重要なことがあります。政府の印刷所で、ある発見がありました・・・』

リンダ・ハウ女史の話を要約すると、次のようになる。この文書の本文中に印刷されているzという文字には特徴があり、それはある理由によるためであった。調査のため、リンダは政府の印刷所へ出向き、そこで1954年当時ワシントンDCにあった政府の印刷所に勤務していた人物Aと知り合った。この文字の特徴について訊ねたところ、それを見た人物Aは、確かに政府の印刷所で印刷されたものに出る特徴であることを証言したという。

ジョルジョ;
『様々な方法で、この文書の信ぴょう性が証明されていますね』

ジョルジョ氏は、検証内容に満足した様子である。また、航空宇宙技術者のロバート・ウッド氏が取材した人物の中に、「公文書の印刷に使われた印刷機」を長年扱っていた人物Bがいて、印刷物を見たB氏は、これは間違いなく国防総省の地下にある印刷機で1954年に印刷されたものだ、と証言したという。

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(上から円盤型、葉巻型、三角形型などのUFOが描かれている)

リンダ;
『次にお見せしたいのは、ここに書かれてある内容です。例えば、この部分です。四つの異なるタイプのUFOのイラストとスケッチが描かれているのが判ります。このページを見てください。円盤型のもの、長い葉巻型のものもあります。文書の中では、直径が300メートルもあると説明されていました。左側はアイスクリームコーンのような形、右側は三角形です。さらにこの文書には、ある種の協力関係のようなものを示唆する内容も含まれているのです。

恐らく、アメリカ政府と地球外生命体との間で、何らかの取り決めがあったのだと、私は思います。ここです、17ページの第5章ですね。ここに、地球外生命体の方から最初に接触の申し入れがあったという内容が書かれています。地球外生命体からの申し入れにより、実際に接触を試みるかもしれない。こうした接触を試みる場合、その場所は軍事基地か、もしくはアメリカと地球外生命体の側がお互いに納得したうえで選んだ極秘の場所で行われる、と書かれています。これは、1954年のことです』

マジェスティック12の文書によれば、このグループのメンバーだった人々、つまり地球外生命体とコミュニケーションを図っていた人物の中には、一流科学者、政府高官、軍の関係者などが含まれていたという。

アイゼンハワー大統領のひ孫にあたるローラ・アイゼンハワー女史が語る。
『1954年。アイゼンハワー大統領は、エドワーズ空軍基地で地球外生命体と接触したと言われています。大勢が、その時の会議にアイゼンハワー大統領がいたと証言しています。大統領はことの重大さに気づき、ショックを受けたでしょう。様々な証言を元に考えると、大統領が宇宙人と接触したことは間違いないと思います』

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元航空宇宙技術者のロバート・ウッド氏が語る。
『マジェスティック12のメンバーで興味深かったのは、ドナルド・メンゼル博士です。彼はマジェスティック12の内情について触れた三冊の本を書いています。私も読みましたが、物理博士でありながら、彼はデータと言うものを無視して語っています。メンゼル博士はUFO現象を暴くことで有名ですが、意図的に何事も無かったと伝え、世間を欺いていたように思います。私が彼と個人的に会った時も、UFOに関する話題は避けました。でも彼は、宇宙船が何機も回収されたことを知っていました』

リンダ;
『もう一つ、とても重要な資料を見てみましょう。1947年7月4日のものです。大文字でIPU(アイ・ピー・ユー)とあります。この年に何があったか、分かります?』

ジョルジョ;
『ロズウェル事件ですね。IPUは、惑星間現象に関する機関ですね』

リンダ;
『そのとおり。そして、この文書はトワイニング中将からドワイト・アイゼンハワーに宛てて書かれたものです。その内容は、ホワイトサンズ試験施設の指令センターに出向き、そこで保管されている未確認の地球外物質について確認をおこなうように、と命じるものでした。これは単なる情報開示ではなく、確固たる証拠です。この文書はいろいろな意味で、極めて価値が高いモノと言えます。それは、これがネイサン・トワイニング中将によって作成された文書だからです。ここには、こう書かれています。

【 乗り物の内装を調べた結果、原子力エンジンが使われていたのではないか。この乗り物の一部が、推進システムそのものだった可能性がある。このため、原子炉が熱交換器としての役割を果たし、エネルギーをのちの利用のために貯蔵することができたのではないか 】

これは原子爆弾を造ったロバート・オッペンハイマー博士の意見なのですが、当時としてはかなり画期的な意見です。今でこそ、乗り物全体が推進システムとなるような宇宙船を想像することができますが、これは1947年当時、UFOがまだ広く一般に認識される前の話です』

マジェスティック12の極秘文書に書かれている通り、アメリカ政府は一流の科学者達を使い、地球外生命体の乗り物を研究していたのだろうか。だとすれば、どうやって長年その事実を隠し続けられたのだろう。その答えを探るため、マジェスティック12の最初のリーダーとして任命され、その後謎めいた死を遂げた人物の探索から始めよう。そして、ジョン・F・ケネディ暗殺との関連も。
(つづく)


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1954年2月。休暇中のアイゼンハワー大統領が、二日間行方不明になっている。どうもそのときに、宇宙人と対面していたらしいというウワサだ。それにしても、あのケネディ暗殺とマジェスティック12が、どのように関係しているというのか。



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