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地球外戦争・4 [UFOと宇宙人16]

2004年11月、イランのソルタナバード(現在のアラーク)。イラン空軍のF14 戦闘機が、緊急発進した。重水炉IR40(あいあーる40)という核施設に、正体不明の航空機が接近していたのだ。その航空機に接近した戦闘機のパイロットは、見たことも無いような光る物体だったと報告した。それは球体で、緑色の炎を噴射していたという。ミサイルと発射しようとしたが、その物体が発している強い磁気によって、レーダーが乱れたという。

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(戦闘機パイロットの証言を再現)

作家ニック・レッドファン氏が語る。
『はっきりとは分かりませんが、それはUFOでしょう。猛スピードでそこから消えたと言います。面白い話だとは思いますが、一方で、少し心配な面もあります。UFOが、なぜ核施設に興味を持ったのでしょうか』

イギリスやアメリカでも、核ミサイル基地の上空でUFOが目撃されていると言う。

前出のレッドファン氏が続ける。
『1967年3月に、モンタナ州のマルストローム空軍基地でUFOが目撃された際には、前代未聞の事態が起こり、懸念が高まりました。警備員は光る空飛ぶ円盤を見て、間違いなくUFOだったと報告しています。突然、一基のミサイルがオフラインになると、そのあと次々とオフラインになったのです。なぜか分かりませんが、すべてのミサイルが作動しなくなったと言います。これは、危険な事だと思います。将来、UFOに乗る宇宙人たちが私達に敵意を持ったとしたら、すべての核兵器を作動できないようにする恐れがあるのです』

地球外生命体は、地球の核施設を監視しているのだろうか。もしそれが事実なら、その理由は何なのか。

前出のレッドファン氏がさらに続ける。
『UFOが原子力の施設に興味を持つ理由は、二つ考えられると思います。一つは、地球にとって核兵器は危険だからでしょう。彼等は人類を生存させることに興味を持っているか、この惑星に愛着を持っている可能性があります。もう一つの理由は、私達が高度な核兵器を開発して、いつか彼等の敵になることを恐れているからなのかもしれません』

『もしかしたら、核兵器は人間が持つ技術の中で唯一、宇宙人を脅かすものなのかもしれません』

このように話すのは、元英国防大臣のニック・ポープ氏だ。現代に人類が発達させた科学技術は、地球を監視している宇宙人のグループが脅威と考えるようなレベルに達したのだろうか。古代宇宙飛行士説論者の一部は、それが事実だと言う。そして、地球外生命体は、何千年も前の地球で似たような核兵器を使ったと考える。

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アフリカ北部のグレートサンドシー。エジプトとリビアの国境近くに位置するサハラ砂漠の東端に、淡い黄緑色のガラスの欠片が、何キロにも渡ってあちこちに散らばっている。この珍しいケイ酸塩の鉱物はリビアングラスと呼ばれるもので、砂漠の砂が高い熱や圧力にさらされることで作られるという。隕石の衝突などで、生成されると考えられている。だが、その地域一帯には衝突クレーターと断定できるモノが無く、人工衛星の画像でも確認されていない。

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(左がリビアングラス 右がトリニタイト)

物理学者のマイケル・デニン氏が語る。
『何千年も前にできたリビアングラスが、どのように生成されたのかは分っていません。高熱、高圧状態にさらされる必要があります。この淡い黄緑色の石は、ガラス化したように見え、トリニタイトという鉱物によく似ています。トリニタイトとは、核実験で生成された人工鉱物に対して命名されたものです。リビアングラスも、核爆発の残骸とは考えられないでしょうか。核爆発によって生成されたのなら、誰かが核兵器を持っていたことになります』

デニン氏が語ったように、リビアングラスは、何千年も前に核兵器が炸裂したことによって作られたのだろうか。古代宇宙飛行士説論者たちは、そう考えている。そして、そのような強力な兵器が使われた証拠は、古代エジプトの文書に見られるという。

作家のウィリアム・ヘンリー氏が語る。
『古代エジプト神話によれば、殺された兄・オシリスの仇を討つために、ホルスは翼の付いた円盤で空へと昇りました。そして、空でその仇を見つけると、追いかけます。そのあとホルスは、恐ろしい武器を放ちました。それは敵の目をくらまし、耳をつんざいたというのです。ホルスが発射したのは、破壊力のある武器のように思えます。核兵器のようなものだったとは、考えられないでしょうか』

ヘンリー氏がこう語るように、古代のエジプトは、地球外生命体が核戦争をした戦場だったのだろうか。核ミサイル施設の周辺で多くのUFOが目撃されているのは、そのせいなのだろうか。古代宇宙飛行士説によれば、地球外生命体が関心を持っているのは、人間を守ることなのか自らを守ることなのかはハッキリ分らないが、地球が、上空で保護されていることが、NASAの最近の発見で示されたという。
(つづく)


特撮ファミリー・1の関連記事;http://ztonbaltan.blog.so-net.ne.jp/archive/201703-2
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一見すると美しい鉱物トリニタイトは、実はたいへん恐ろしい武器の使用による副産物であった。1945年7月16日にアメリカ合衆国で行われた人類最初の核実験をトリニティ実験と呼び、この実験場の砂漠の砂がこの時の高温にさらされて一度溶けて生成された人工鉱物のことを、トリニタイトと命名した。



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