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地球外戦争・3 [UFOと宇宙人16]

1766年、ドイツのヴィッテンベルク。天文学者のヨハン・ダニエル・ティティウスは、太陽系の惑星の配置には、一貫したパターンがあると考えた。だが一か所だけ、他とは異なる場所があったという。

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アリゾナ州立大学の理論物理学者ポール・デービス氏が語る。
『太陽系における惑星の配置は、謎なのです。何らかの規則性によって、間隔が決められているように思えます。ところが、火星と木星の間には、大きな間隔があるのです。そこには、小惑星という小さな天体が無数にあることが分っています』

ティティウスの発見によって、天文学者たちは、かつて火星と木星の間に別の惑星があったに違いないと結論付けた。現在、その位置には小惑星帯がある。多くの科学者達は、それらの小惑星は何千年も前に起きた天体と天体の衝突によって残されたものだと、考えている。

だが、古代宇宙飛行士説の提唱者ゼカリア・シッチンは、その惑星が失われた原因は、自然現象ではないと考えている。そしてその証拠は、世界最古の文明とされるシュメールの神話にある、と述べた。

作家のウィリアム・ヘンリー氏が語る。
『シュメールの神話を読み解くと、壮絶な宇宙戦争があったことが分かります。神々が宇宙を舞台に争う、惑星と惑星の戦いがあったのです。実際、この戦争で、一つの惑星が完全に破壊されました。その結果、故郷の惑星を失った者達は、新しい惑星でふたたび文明を築く必要があったのです』

かつて、火星と木星の間にあった惑星に、知的生命体が暮らしていた可能性はあるのだろうか。もしそうなら、惑星の崩壊は、宇宙人の戦争が原因だったのか。古代宇宙飛行士説論者たちは、宇宙戦争から生き残った者が小惑星帯に位置する天体に隠れたのかもしれない、と考える。そして、それを示す証拠を、NASAが最近発見したのではないかと言う。

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2015年2月19日。NASAの探査機ドーンが撮影した準惑星ケレス(小惑星帯に位置する最大の天体。セレスとも言う)の画像が地球に送られてくると、その表面に謎の光が写っていた。氷で覆われた大地や噴出しているガスなど、自然のモノが原因ではないかと考える科学者もいるが、より解像度を高めた画像を使って分析をしても、原因が特定できていない。その四か月後の6月。探査機ドーンは、さらに衝撃的な画像を撮影した。高さ4800メートル以上はあるピラミッドのようなモノが、写っていたのだ。

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作家のジェイソン・マーテル氏が語る。
『人工的な構造物とも、考えられます。と言うことは、地球外生命体によって建てられたものではないでしょうか。シュメールの創生物語を神話と考えるのではなく、科学的に再検討するべきかもしれません』

ケレスの探査が進めば、そこが宇宙戦争の生存者の避難場所だったことが明らかになるのだろうか。古代宇宙飛行士説論者たちは、そう考える。そして、戦争をしていた地球外生命体の一派が、地球にも避難して来たことを、シュメール文書が示していると主張する。そして、空で戦う神々の物語が世界中に存在するのは、宇宙戦争から逃れてきた生存者たちが、地球という新しい惑星でも戦いを続けたからではないかと言う。

作家のデビッド・ウィルコック氏が語る。
『古代に戦争があった証拠は、世界中にあります。ギリシャ神話や北欧神話にも描かれていますし、メソアメリカ(主にマヤ、アステカなどの文明が繁栄した領域)の各地にも伝わっています。地球の支配権を争う戦いをしていたことが、一貫して示されているのです。このことから、私達は戦いに勝った者の子孫だと考えられます。
人類を支援している宇宙人のグループがいるのは、彼等が遺伝子操作のような技術で私たちを生み出したからではないでしょうか。そして、人類を絶滅させようとするグループもいる筈です。彼等の戦いは、今も行われているのかもしれません』

人間は、遥か昔に破壊された惑星に暮らしていた宇宙人の子孫なのだろうか。戦う神々を描いた古代の物語は、宇宙人たちが地球の支配をめぐって戦っていたこと、そして今も戦っていることを、説明しているのか。更なる手掛かりは、現代の核施設の上空に現れたUFOの目撃証言に、見つかるかもしれない。(つづく)


特撮ファミリー・1の関連記事;https://ztonbaltan.blog.so-net.ne.jp/archive/c2306072777-1
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今回の話は非常に興味深く、また信じ難いような内容である。惑星間戦争で破壊された惑星の残骸が、今も小惑星帯として宇宙を浮遊しているという話。これは、映画スターウォーズで、レイア姫の故郷・惑星アルデラーンがデススターの攻撃を受け、破壊された話と同じではないか。ハン・ソロが座標をアルデラーンに合わせてワープして来てみると、そこは大小たくさんの岩石が浮遊しているだけの空間だったというストーリーである。



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