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地球外戦争・1 [UFOと宇宙人16]

《世界中に神々の戦争に関する伝説がある。それらは、宇宙人同士の戦いを説明したものなのだろうか。そうであれば、その戦いは現在も続いているのか》

2002年3月19日。イギリスのロンドン。イギリスの国家ハイテク犯罪捜査班は、スコットランド人のシステム管理者ゲーリー・マッキノン34歳を逮捕した。マッキノンは13か月に渡って、アメリカの国防総省とNASAのコンピュータに侵入していたのである。

その後、マッキノンはマスコミに対して、政府が隠しているUFOや代替エネルギーに関する情報を探っていたと発表した。しかし、実際に見つけたのは、さらに大きな陰謀についての証拠だったと言う。

作家のニック・レッドファン氏が語る。
『マッキノンが発見したと発表したものの中で最も興味深いのは、いわゆる地球外の将校の存在について書かれた文書です。その将校たちは、USSSで始まる名前の船に配属されていたと言います。USSSとは、アメリカ合衆国宇宙船の略語だと考えられています。マッキノンは、NASAが進める通常の宇宙計画と並行して、アメリカ軍が極秘の宇宙計画を実行していることを裏付ける、紛れもない証拠を発見したと考えたのです』

アメリカ軍には、極秘の宇宙計画があるのだろうか。もしそうなら、それはなぜなのか。軍は、宇宙戦争に備えているのだろうか。その相手とは、文字通り宇宙人なのか。カナダの元国防大臣ポール・ヘリアーによれば、アメリカ政府は宇宙人との接触に関する情報を隠していると言う。

ポール・ヘリアー氏が語る。
『私は多くの機密情報に通じていましたが、その中には恐ろしいと感じるものもあったのです。アメリカ政府がUFOに接触していたというのは、事実です』

2005年9月。ヘリアーはUFOが実際に存在するという見解を発表して、大きなニュースになった。その後、彼は、地球を訪れている宇宙人は複数存在するとも述べた。そして、その主張は、6番目に月面を歩いた宇宙飛行士のエドガー・ミッチェルにも支持されているという。

前出のポール・ヘリアー氏が続けて語る。
『私は、アポロの宇宙飛行士エドガー・ミッチェルとトロントであった時、「何種類の宇宙人がいると思うか」と聞かれたので、「2から12の間だと思う」と答えると、彼は「私もそう思う」と言いました。それから数年経ちますが、その数は増え続けているようです』

出版編集者で古代宇宙飛行士説提唱者のジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『この地球に複数の種の生物がいるように、宇宙にも複数の種がいると思います。情報筋から直接聞いた話では、すでに様々な地球外生命体と外交関係を持っているということです』

『例えば、グレイは2、3種類いると思います。それから、カマキリ型の宇宙人や爬虫類型の宇宙人もいます。皆さんが思い描きやすい姿の宇宙人だけでも、これだけいるのです』
こう語るのは、前出のポール・ヘリアー氏である。

複数の種の宇宙人が、地球を訪れているのだろうか。もしそうなら、それらは一つの連合として、まとまっているのだろうか。古代宇宙飛行士説論者たちは、そうではないと言う。ポール・ヘリアー氏をはじめとする情報提供者は、宇宙人の種にはそれぞれ異なる意図があり、すべてが人間に好意的とは限らないと考えている。

前出のポール・ヘリアー氏が続ける。
『迅速に対応すべき、気がかりな状況だと思います。宇宙人の中には、我々の領土を奪おうともくろんでいる種がいるかもしれません。そのような宇宙人は、人間の数を減らしたがっている可能性があります。私達の利益を優先するつもりなのか、彼等の利益を優先するつもりなのかを、手遅れにならないうちに把握する必要があります』

地球の支配権をめぐって地球外生命体が争っていると言う主張は、事実に基づくものなのだろうか。古代宇宙飛行士説によれば、そのような争いが何千年ものあいだ続いている証拠が、存在しているという。

2015年1月4日、インドのムンバイ。ムンバイ大学で行われた第102回インド科学会議で、「サンスクリットで読み解く古代の科学」というシンポジウムが開催された。

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このシンポジウムで取り上げられた文献は、古代インドの時代にサンスクリット語で記されたものだ。その中には詩やドラマ、科学や哲学と共に、天から降りてきた神々の壮大な戦いについて記されていると、ジョナサン・ヤング氏は語る。

『マハーバーラタ、ラーマーヤナ、ヴェーダなどの古代インドの文献には、教訓的な物語が綴られています。その戦いの物語は真に迫っていて、人を惹きつけます。神々は驚くべき武器を使って、延々と戦いを続けるのです』

また、バークレー大学宗教学講師のレイン・リトル博士は、次のように語っている。
『その叙事詩に描かれている物語の大部分は、宇宙での戦いについてです。天の神たちの戦いが、古代インドの神話を占めているのです』

インド科学会議では、多くの科学者や学者が、物議を醸す説を提示している。紀元前1700年頃にさかのぼる古代インドの文献は、単なる神話では無く、歴史的な人物や出来事を記したものだと言うのだ。そして何千年も前に、高度な技術が存在したことを示している可能性があるという。

それが事実かどうかは、インドの研究者だけでなく、古代宇宙飛行士説論者によっても議論されて来た。

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作家のウィリアム・ヘンリー氏が語る。
『マハーバーラタの物語には、地球外のテクノロジーを表現したと思われる話が山ほど登場するのです。空飛ぶ乗り物や、音声によって起動する兵器も描かれています。それから、核爆発のようなもので、文明が破壊される話もあります』

ヒンズー教徒たちは、それらの物語を単なる神話ではなく、歴史的な記録と考えている。というのも、マハーバーラタやラーマーヤナは、「イティーハーサ」と呼ばれていて、これはサンスクリット語で歴史という意味なのである。彼等にとってそれらの文献は、遥か昔に実在した王たちとその時代に起きた出来事を記録したものなのである。

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多くのヒンズー教徒が信じているように、サンスクリットの文献に記されているのは、地球に実在した神々の戦いなのだろうか。もしそうなら、地球の運命を賭けた争いは、今も続いているのだろうか。古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、そのとおりだと言う。そして、古代の物語が単なる神話では無いことを示す物的証拠がインドにある、と主張する。

(つづく)


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古代の地球で繰り広げられた宇宙人同士の戦争を、「神々の戦争」として当時の人類が記録したものが、インドに残る古い文献なのだという。果たして、真偽のほどは・・・



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