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ミステリーサークル・5 [UFOと宇宙人15]

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2002年8月15日。イギリスのウィンチェスター。ある小麦畑に、宇宙人グレイをイメージしたと思われるミステリーサークルが現れた。その右下には円形が描かれており、バイナリーコードにもみえる不思議な模様で埋められていた。バイナリーコードとは、ゼロとイチで構成されたコンピュータ言語である。

出版編集者のジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『小麦畑に出来た形は、どうみても地球外生命体の姿です。細長い目に逆三角の頭をしたグレイという宇宙人です。その隣にはディスクのようなものがあり、バイナリーコードが書かれていました。その内容は、こうです。

・いつわりの贈り物や果たされぬ約束に用心せよ
・痛みを伴うが、まだ間に合う
・善は存在する
・偽りを妨げよ
・導きは閉ざされる』

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その出来事から一年前の2001年8月21日。チルボルトン電波天文台に近い小麦畑に、バイナリーコードを含む別の形のミステリーサークルが出現した。研究者たちによれば、このデザインは1974年に天文学者のフランク・ドレイクとカール・セーガンが宇宙へ向けて発したメッセージへの返事だという。

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(左;地球から送信したメッセージ 右;その返信と思われるMサークル)

ジャーナリストのリンダ・ハウ女史が語る。
『1974年11月。コーネル大学のカール・セーガンとドレイクは、プエルトリコのアレシボ天文台から宇宙へ向けて、地球を説明する内容のバイナリーコードを電波に乗せて発信しました。そのメッセージに含まれていたのは、数字の1から10を意味するバイナリーコード、人間のDNA構造のイメージ、人間の姿、そして太陽系の中の地球の位置を示す図でした。

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(人間のDNAイメージに対応する位置に、宇宙人のDNAイメージ?)

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(人間の姿に対応する位置には、宇宙人の姿が・・・)

2001年に現れたミステリーサークルは、その構造をキチンと反映していました。ただし、DNAは二重らせんではなく、もっと複雑でした。その下にあったのは、カール・セーガンが描いた身長180センチの人間のおよそ三分の一程しかない小さな姿でした。又、さらにその下に記された天体系も、不思議なものでした。とても複雑で、他に例を見ないものです。私達がこれまで見たことも無いような天体系でした』

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(左がロズウェルロックと呼ばれる石、右は石発見前に現れたMサークル)

2004年。ロズウェル事件の墜落現場の近くで、不思議な図形が掘られた石が見つかった。その図形は、1996年8月2日にイギリスのチゼルドンで見つかったミステリーサークルと酷似していた。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『ロズウェルロックとイギリスのミステリーサークルに、同じ図形が描かれていたのです。これはとても興味深いことだと、私は思います。私達に何かを伝えようとしているからです。つまり、一部のミステリーサークルは、どこか別の世界から送られたメッセージだということではないでしょうか。別世界とは、地球外生命ということになります』

ミステリーサークルは、地球外生命体からのメッセージ伝達の手段なのだろうか。ミステリーサークルの研究者たちの多くは、そのとおりだと言う。そのメッセージを読み解くカギは、図形の中に隠された極めて高度な天文学、そして数学の方程式にあるという。

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(最初の短い弧のあとに、小数点らしきマルが見える)

元英国国防大臣のニック・ポープ氏が語る。
『誰もが頭をひねったミステリーサークルがありましたが、ある数学者がこれは数学の円周率であると気付いたのです。小数第十位までの正確な円周率でした。円周率を幾何学で表した図形です。つまり、図形の中に描かれた弓なりの線の一つ一つが、円周率の数値を表します。

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段差で区切られた一つの弧線が、一つの数字です。こうして弧線の長さを測って行くと、それぞれが円周率に含まれている数字となるわけです。小数点を表す点もあります。この図形は、幾何学的配置を使って、数字や桁数を表していたのです』

前出のニック・ポープ氏が語る。
『これらの図形は、その作製者の数学的知識や幾何学的スキルの高さを如実に物語っています。一部のミステリーサークルは、フラクタル図形*という数学的な図形が基となっています。マンデルブロ集合やジュリア集合*などです。こうしたパターンを作るには、数学の知識が必要です。

数学は、もちろん宇宙の共通言語です。宇宙人は英語やフランス語を話すわけではありませんから、数学を使ってコミュニケーションを図るわけです。ミステリーサークルは、宇宙人が我々とコミュニケーションを図るために残したメッセージなのかもしれません』

*フラクタル図形とは、その図形の一部として、図形全体と相似な形を含むような図形をいう。マンデルブロ集合やジュリア集合は、30数文字では説明できない難しい数学用語。

ミステリーサークルには、別世界の何者かが人類とのコンタクトを目的として残した数式や天文学的なメッセージが含まれるのだろうか。これが地球外生命体から地球人へのメッセージなら、各国の政府はなぜ興味を示さないのだろうか。内通者によれば、政府はすでに興味を示しているという。そして、ミステリーサークルの謎に、直接関わっているという情報もある。(つづく)


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ミステリーサークルには、人間が作ったものもある。だが、そうじゃないものも確かにあるのだ。人間のずるさが(賢さかもしれないが)、時に本物とニセモノの区別をより困難にしてしまうことがある。



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