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仮面ライダーX(8) [Xライダー・ドラマ1]

今回は、第26話《地獄の独裁者 ヒトデヒットラー!・後編》を取りあげます。


【前回までの話は・・・ 9枚に破いたRS装置の設計図の1枚を持つアメリカ在住の江川博士が、日本へやって来る。神敬介は一計を案じ、ニセ江川博士を仕立ててGODにつかませ、本物はヒッピー風体に姿を変えて落ち合う作戦を敢行、見事に成功する。だが、GODのアジトでは、キングダークが江川博士はニセモノであることを見抜き、ヒトデヒットラーに本物の江川博士を奪取してくるよう、命令を出していた・・・】

◆神敬介の作戦では、チコが空港で渡した花束の中に小型マイクが入れてあることを、ニセ江川博士には知らせている。ヒトデヒットラーに襲われると分かった時、ニセ江川博士はこの小型マイクを自分の服のポケットに入れた。夫妻は拉致されアジトへ連れて行かれたが、小型マイクの電波を探知して、神敬介はGODのアジトへ近づきつつあった。

目前に現れた怪人とその親衛隊(戦闘員)に囲まれ、マシンガン攻撃を受けた神敬介は高くジャンプすると、本堂の屋根の上でXライダーに変身した。

『セタップ!』

親衛隊は、Xライダーの敵では無い。パンチやキックを受けて吹っ飛んで行く親衛隊隊員。ところが攻守逆転、ヒトデヒットラーは持ち歩いているステッキの先端をXライダーに向けて、突然ロケット弾を撃ち込んできたため、とっさに身をかがめたXライダーは連続するロケット弾攻撃を避けるだけで精一杯になった。

Xライダーに向けて撃ち込むロケット弾が親衛隊に当たると解かっていても、平然と撃ち続けるヒトデヒットラーは冷血漢であった。だが、ヒトデヒットラーは決着が着かないとみると、Xライダーにこう言い放った。

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『なかなかやるな、Xライダー。だが、吾輩は、これ以上貴様を相手にしている暇はない!』
『空港からさらったふたりは、どこへやった?』
『フフフフ、自分で探してみることだな・・・』

ヒトデヒットラーはこう言って、姿を消してしまう。ニセ博士の役回りの男が持つ小型マイクの電波は、この近くで確かに発信している。敵のアジトは、近い。Xライダーは、岩に彫られたカギ十字マークを見つけるが、Xライダーの力でも、この岩を動かすことが出来ない。

そこでXライダーは、ライドルをフェンシング用の剣に似た武器(ライドルホイップ)に変え、岩に突き刺して電流を流してみた。すると岩が反応して、トビラのようにスライドし、アジトへの入口が開いた。

Xライダーには、ニセ江川博士夫妻を務めてくれた二人を救助する義務がある。早く二人を見つける必要があるのだ。暗い岩の洞窟を歩いていくと、やがてグレー色のコンクリートでできたアジトらしき建物に造りが変わった。慎重に歩みを進めていくXライダーに、いきなり正面の壁の一部が長方形に開いて、中からマシンガンで狙い撃ちをしてきた。

弾丸が当たらないよう左腕で顏をかばいながら近づいて行くと、銃弾が出てくる長方形の部分のフタを無理に手で閉めるXライダー。その勢いで壁を突き破ったXライダーは、薄暗い部屋の中に2体の首吊りした人間らしきモノを見つけた。

『遅かったか・・・』

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だが、近づいてよく見てみると、その2体はマネキンだった。ヒトデヒットラーが「貴様を相手にしている暇はない」と言った意味がだんだんみえてくる。すでにこのアジトは放棄したあとだったのだ。ヒトデヒットラーは本物の江川博士の行方を聞きだし、ニセ江川博士夫妻を助けにきたXライダーを、アジトもろとも爆破する気なのだ。

近づいてみて、マネキンには時限爆弾が仕掛けられているのが分った。そして、マネキンが着ている服の胸ポケットには、ニセの博士をつかまされたヒトデヒットラーの「恨み言」が書かれてあった。あのふたりがニセモノであることが、GODにバレていたのだ。

では、捕まったふたりはどうしているのか。針がゼロを指すまで、あと数秒しかない。Xライダーは、アジトの中をふたりの捜索に動いた。だがその時、マネキンが大爆発し、アジト内が誘爆を起こした。

その頃、本物の江川博士夫妻は、立花藤兵衛とチコ、マコと一緒に、真鶴の海岸で海水浴を楽しんでいた。江川博士と妻は、空港でチコやマコと出会ったままのヒッピー風のカツラを付けたまま、海岸でのんびりしていた。

藤兵衛とチコ・マコも、夫妻のそばでのんびりしているが、いつも周りに目を配っていた。藤兵衛がふと、博士に訊ねた。

『設計図は、大丈夫でしょうな?』
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江川博士は、妻の左手首の銀色の腕輪をつかんで、藤兵衛に示した。この中に、設計図が隠してあるのだ。だが、その様子を見ている人物が、他にもいた。その人物は、海岸から離れた海底に潜んでいた。波に紛れて、潜望鏡が顏を出している。それは、海底の潜水艦から伸びていた。まさかナチスの潜水艦が真鶴の海底に潜んでいようとは、誰も夢にも思わない。

博士夫妻と別れ、周囲の様子に気をつけていた藤兵衛たちの前に、左手を包帯で吊った神敬介が現れた。三人は驚きを隠せない。潜入したアジトが大爆発したこと、ニセの江川博士夫妻を助けだしたが、爆発に巻き込まれて重体であることを、敬介は藤兵衛に報告した。その爆発に自分も巻き込まれ、迂闊にも怪我をしてしまったのだ。

一方、本物の江川博士の行方をとうとう突き止めたヒトデヒットラーは、ホテルに戻った夫妻の部屋へ、ルームサービスが持って来た食事に紛れて潜り込んだ。ボーイが部屋へ届けに来た船盛の刺身の中に、なぜかヒトデが混じっている。ヒッピー風のカツラを取って、刺身を食べようとしたふたりの前に、ヒトデヒットラーが現れた。

ヒトデヒットラーは、妻の腕輪を奪い取ってしまった。神敬介と立花藤兵衛は夫妻のことが心配になり、ホテルの夫妻の部屋へ行ってみることに。すると、部屋から出て行こうとするヒトデヒットラーたちと遭遇した。

『しまった!』
『よく生きていたな、神敬介!』

親衛隊員たちに道をふさがれ、反撃しようにも怪我をしている敬介には力が出せない。今ここでヒトデヒットラーを逃したら、設計図は二度と手に入らないだろう。藤兵衛と敬介は、逃げるヒトデヒットラーのあとを追った。

潜水艦で逃げるつもりなのか、海岸方面へ逃げていくヒトデヒットラーと親衛隊。敬介は親衛隊に追いつき、格闘になったが、怪我のために思うように戦えない。敬介の身体は、親衛隊員のひとりに十数メートルも投げ飛ばされてしまう。だが、ここが勝負ドコロとみた敬介は、Xライダーに変身した。

『セタップ!』
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ヒトデヒットラーがいつも放さず持つステッキに対して、Xライダーはライドルを引き抜くとライドルホイップ(剣)に変化させて戦った。電気を帯びたヒトデを投げつけてXライダーを感電させたり、必殺技「渦巻地獄」で海に引きずり込んでしまおうとするヒトデヒットラーだが、Xライダーにうまくかわされて陸での勝負に持ち込まれ、最後はXキックが炸裂した。

爆死したヒトデヒットラーの残骸と一緒に、怪人が持ち去った銀の腕輪が藤兵衛の足元に落下してきた。それを拾った藤兵衛は、負傷しながらも勝利した神敬介に感謝した。これで、9枚の内3枚の設計図が敬介たちの手に入った。残りの6枚は、一体どこにあるのだろうか。(終わり)


★★★★★★★★★★★★
インパクトのある怪人、ヒトデヒットラー。デスマスクのような顏は、気味が悪い!



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