古代建築技術の謎・2 [UFOと宇宙人7]
アンデス山脈に住んだ人々が残した驚くべき偉業の数々は、古代人がこの世の者でないモノたちと接触した証なのだろうか。そうだとすれば、更なる証拠が存在するのではないか。中米の大都会にある遺跡の中に、その証拠が隠されていると信じる者もいる。
(テオティワカン遺跡の配置図)
メキシコ中部、主都メキシコシティの北東約56キロにある高原に広がる巨大な遺跡群が、ラテンアメリカ最大の古代都市・テオティワカンである。
(中央が太陽のピラミッド、手前左が月のピラミッド)
都市の成立は紀元前100年頃とされ、7~8世紀の間に滅亡した。ピーク時には、15万人以上の人口を擁したと言われている。
(太陽のピラミッドから、月のピラミッドを望む)
人類学者デビッド・チータム氏がこの遺跡に詳しい。
『この遺跡に足を踏み入れると、非常に現代的な配置をしていることに驚きます。ここには、何キロも続く「死者の大通り」があります。この通りに沿って主要な儀礼用の建造物が立ち並んで、中には新世界最大の建造物もあります』
テオティワカンの高度な設計技術からは、古代の人々が建築のみならず、複雑な数学と天文学の知識を持っていたことが推測できると、学者は言う。
上空から見ると、この都市はコンピュータの回路基板に似ている。太陽のピラミッドと月のピラミッドが、大きなプロセッサ―チップに見える。又、研究によって、エジプトの大ピラミッドと非常に多くの類似点が発見されたと、
作家のフィリップ・コパンス氏が言っている。
『ギザにあるクフ王の大ピラミッドとテオティワカンの太陽のピラミッドは、ほぼ同じ底面積を持ちます。底辺の長さは、どちらも約230メートルです。
又、太陽のピラミッドの底辺の合計は、その高さに円周率と4を掛けたものに等しくなります。ギザのピラミッドは円周率と2を掛けますから、原理的には、太陽のピラミッドはギザのピラミッドの半分の高さと言えるのです』
フィリップ・コパンス氏が、続ける。
『テオティワカンの配置には、意味があります。太陽のピラミッド、月のピラミッド、それにケツァルコアトルのピラミッドは、オリオンの三ツ星と同じ配置になるように造られています。そしてこれは、ギザにある三つのピラミッドの並び方と同じでもあるのです』
(ケツァルコアトルのピラミッド)
テオティワカンのピラミッドの配置がギザのピラミッドの配置と似ているのは、異星人から同じように影響を受けたためなのだろうか。
作家のデビッド・チルドレス氏は、このように考える。
『よく似たピラミッド群が、テオティワカンとギザで建設されているのですから、二つの場所の巨大ピラミッドは、同じ者によって設計されたと考えるべきでしょう』
しかし、テオティワカンの遺跡で最も注目を集めるのは、多くの構造物に大量の雲母(うんも)が使用されているという点である。この鉱物は、4800キロ離れたブラジルに多く存在する。住居や神殿などの通りに面したすべての構造物に、雲母が使用されていることが判明している。どんな目的があったのであろうか。雲母は目を惹く鉱物でもないので、装飾のためとも思えないのだ。
雲母を使った理由が、きっと何かあるはずである。考えられる可能性として、これが何らかのテクノロジー機器だったということである。近年の考古学調査によって、大量の雲母の結晶が地下の空洞で発見された。結晶は、「死者の大通り」の下を走る地下通路に残されていた。
雲母が発見された空洞から地下通路が向かう方角にあるのは、太陽のピラミッドである。このことから、雲母の部屋には何らかのエネルギー生産設備が置かれていた可能性がある。
(白い十字マーク部分で、大量の雲母結晶を発見)
つまり発電所のように、ここからピラミッドへエネルギーを供給していたと考えられるのである。
前出のデビッド・チルドレス氏は語る。
『多くの類似点が、テオティワカンとギザのピラミッドの間には見受けられます。どちらも内部に部屋があります。大ピラミッドは巨大なマイクロ波発生機で、電波信号を衛星に送っていたと考える人もいますし、宇宙船や機械にエネルギーを送るための装置だったと言う人もいます。テオティワカンにも、同じ機能があったかもしれません』
古代宇宙飛行士説で言われるように、太陽のピラミッドがエネルギーの生産施設なら、雲母で覆った地下空洞と通路は、都市全体に敷かれたエネルギー網だったのだろうか。あるいは、雲母の使用には防衛的な目的があったのかもしれない。
NASAでは、スペースシャトルの機体に雲母を使用している。大気圏突入の際に生じる高温から守るために、機体下部を断熱効果の高い雲母で覆うのだ。テオティワカンで雲母が使用されたことには、地球外生命体がロケットで離陸する際の噴射や、宇宙船が放射するエネルギーから人々を保護するという目的もあったのかもしれない。
テオティワカン遺跡を建設した者が、エネルギー生産設備や放射エネルギーから保護する目的で雲母を使ったのなら、高度な工学と建築の知識をどこから得たのだろうか。
ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『テオティワカンの初期の時代の伝説には、船や翼を持つヘビに乗って降臨した神のことが語られています。ここでは、特別なことが起こっていたのでしょう』
作家のウィリアム・ヘンリー氏は、こう語る。
『エジプトのピラミッドと同じく、神がテオティワカンを造ったと言われています。そして、天に帰る神が乗ったものは、今でいうロケットだったのかもしれません。人々は、直接神から秘法を学んだのでしょう。古代遺跡の多くが、神が降臨しその後天へ帰って行ったという神話を持っています。遺跡が着陸地点だった可能性も十分にありますし、テオティワカン建設の知識が宇宙人から与えられたとも考えられます』
(つづく)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
地球の正反対の場所にある建造物が、同じ作りをしていることの不思議。ひょっとすると、メキシコのテオティワカンとエジプト・ギザのピラミッドは、同じ神(=同じ種類の宇宙人)が造った可能性も・・・。
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(テオティワカン遺跡の配置図)
メキシコ中部、主都メキシコシティの北東約56キロにある高原に広がる巨大な遺跡群が、ラテンアメリカ最大の古代都市・テオティワカンである。
(中央が太陽のピラミッド、手前左が月のピラミッド)
都市の成立は紀元前100年頃とされ、7~8世紀の間に滅亡した。ピーク時には、15万人以上の人口を擁したと言われている。
(太陽のピラミッドから、月のピラミッドを望む)
人類学者デビッド・チータム氏がこの遺跡に詳しい。
『この遺跡に足を踏み入れると、非常に現代的な配置をしていることに驚きます。ここには、何キロも続く「死者の大通り」があります。この通りに沿って主要な儀礼用の建造物が立ち並んで、中には新世界最大の建造物もあります』
テオティワカンの高度な設計技術からは、古代の人々が建築のみならず、複雑な数学と天文学の知識を持っていたことが推測できると、学者は言う。
上空から見ると、この都市はコンピュータの回路基板に似ている。太陽のピラミッドと月のピラミッドが、大きなプロセッサ―チップに見える。又、研究によって、エジプトの大ピラミッドと非常に多くの類似点が発見されたと、
作家のフィリップ・コパンス氏が言っている。
『ギザにあるクフ王の大ピラミッドとテオティワカンの太陽のピラミッドは、ほぼ同じ底面積を持ちます。底辺の長さは、どちらも約230メートルです。
又、太陽のピラミッドの底辺の合計は、その高さに円周率と4を掛けたものに等しくなります。ギザのピラミッドは円周率と2を掛けますから、原理的には、太陽のピラミッドはギザのピラミッドの半分の高さと言えるのです』
フィリップ・コパンス氏が、続ける。
『テオティワカンの配置には、意味があります。太陽のピラミッド、月のピラミッド、それにケツァルコアトルのピラミッドは、オリオンの三ツ星と同じ配置になるように造られています。そしてこれは、ギザにある三つのピラミッドの並び方と同じでもあるのです』
(ケツァルコアトルのピラミッド)
テオティワカンのピラミッドの配置がギザのピラミッドの配置と似ているのは、異星人から同じように影響を受けたためなのだろうか。
作家のデビッド・チルドレス氏は、このように考える。
『よく似たピラミッド群が、テオティワカンとギザで建設されているのですから、二つの場所の巨大ピラミッドは、同じ者によって設計されたと考えるべきでしょう』
しかし、テオティワカンの遺跡で最も注目を集めるのは、多くの構造物に大量の雲母(うんも)が使用されているという点である。この鉱物は、4800キロ離れたブラジルに多く存在する。住居や神殿などの通りに面したすべての構造物に、雲母が使用されていることが判明している。どんな目的があったのであろうか。雲母は目を惹く鉱物でもないので、装飾のためとも思えないのだ。
雲母を使った理由が、きっと何かあるはずである。考えられる可能性として、これが何らかのテクノロジー機器だったということである。近年の考古学調査によって、大量の雲母の結晶が地下の空洞で発見された。結晶は、「死者の大通り」の下を走る地下通路に残されていた。
雲母が発見された空洞から地下通路が向かう方角にあるのは、太陽のピラミッドである。このことから、雲母の部屋には何らかのエネルギー生産設備が置かれていた可能性がある。
(白い十字マーク部分で、大量の雲母結晶を発見)
つまり発電所のように、ここからピラミッドへエネルギーを供給していたと考えられるのである。
前出のデビッド・チルドレス氏は語る。
『多くの類似点が、テオティワカンとギザのピラミッドの間には見受けられます。どちらも内部に部屋があります。大ピラミッドは巨大なマイクロ波発生機で、電波信号を衛星に送っていたと考える人もいますし、宇宙船や機械にエネルギーを送るための装置だったと言う人もいます。テオティワカンにも、同じ機能があったかもしれません』
古代宇宙飛行士説で言われるように、太陽のピラミッドがエネルギーの生産施設なら、雲母で覆った地下空洞と通路は、都市全体に敷かれたエネルギー網だったのだろうか。あるいは、雲母の使用には防衛的な目的があったのかもしれない。
NASAでは、スペースシャトルの機体に雲母を使用している。大気圏突入の際に生じる高温から守るために、機体下部を断熱効果の高い雲母で覆うのだ。テオティワカンで雲母が使用されたことには、地球外生命体がロケットで離陸する際の噴射や、宇宙船が放射するエネルギーから人々を保護するという目的もあったのかもしれない。
テオティワカン遺跡を建設した者が、エネルギー生産設備や放射エネルギーから保護する目的で雲母を使ったのなら、高度な工学と建築の知識をどこから得たのだろうか。
ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『テオティワカンの初期の時代の伝説には、船や翼を持つヘビに乗って降臨した神のことが語られています。ここでは、特別なことが起こっていたのでしょう』
作家のウィリアム・ヘンリー氏は、こう語る。
『エジプトのピラミッドと同じく、神がテオティワカンを造ったと言われています。そして、天に帰る神が乗ったものは、今でいうロケットだったのかもしれません。人々は、直接神から秘法を学んだのでしょう。古代遺跡の多くが、神が降臨しその後天へ帰って行ったという神話を持っています。遺跡が着陸地点だった可能性も十分にありますし、テオティワカン建設の知識が宇宙人から与えられたとも考えられます』
(つづく)
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地球の正反対の場所にある建造物が、同じ作りをしていることの不思議。ひょっとすると、メキシコのテオティワカンとエジプト・ギザのピラミッドは、同じ神(=同じ種類の宇宙人)が造った可能性も・・・。
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ピラミッドもまた多くの謎に包まれた建造物ですね。
古代の人の叡智に現代人が翻弄されているようです。
by いっぷく (2017-07-01 23:13)
いっぷくさん、いつもありがとうございます(^_^)v
ピラミッドの存在目的は、未だ解明されていませんね。どうやら王の墓では無いことだけは、確かなようです。
by レインボーゴブリンズ (2017-07-02 01:25)