SSブログ

古代建築技術の謎・1 [UFOと宇宙人7]

南米ペルーに連なるアンデス山脈。標高2750メートル。古代インカの人々が「聖なる谷」と呼んだ地域に、オリャンタイタンボの都市遺跡が残されている。

IMG_1472.jpg
かつて、神殿と砦として使用されたこの遺跡は、西暦1440年頃に、インカの皇帝パジャクティによって造られたと言われている。しかし、オリャンタイタンボは、さらに古い時代の遺跡の上に築かれたと信じる学者もいる。その起源は、分かってはいない。

作家のブライアン・フェルスター氏が語る。
『オリャンタイタンボの最も初期の部分の遺跡が、少なくとも1万2000年ほど前に建てられたことは、まず間違いないでしょう。この文明は、アダムや最初の人間が出現した頃と同時代に存在したと考えられます』

しかし、どうやって最古の人間が石の加工技術を生み出したのだろうか。ここでは、巨大な石が組み合わされ、正確に積まれている。今もまだ機能する水路や灌漑システム(かんがいシステム)は、どうやって作られたのか。また、どのようにして50トン以上もある花崗岩を動かし、積み上げたのだろうか。

ペルーの遺跡に詳しい、作家のアンドリュー・コリンズ氏に訊いた。
『オリャンタイタンボは、山の要塞でした。この要塞は、建設に驚異的なサイズの石が使われたことで特に有名です。そして、こういった巨石のほとんどが、この山の一番標高が高い地点で見つかっているのです。このような巨石が、6個並んで置かれた構造物があります。
IMG_1473.jpg
この石はここで採れるものではなく、山を下り川を渡った向こう岸の山中から切り出されて、運ばれてきたことが判っています。最大の謎はもちろん、どうやってこのような石を切り出して、山頂まで運び上げたのかということです』

現在でも50トンもの巨石を動かすには、特殊な重機が必要だ。鋼鉄製の補強材に車軸も数本、それと、油圧ジャッキも必要である。そして、山頂に運び上げるためには山の表面を削って道路を造り、ケーブルを備え付け、滑車の力を利用することになる。方法は他にもあるが、どれも当時利用できたとはとても思えないのだ。

前出の作家、ブライアン・フェルスター氏が語る。
『古代の高度な工学技術によって、六個の巨大な赤い花崗岩は、何千年も変わらずここに立ち続けています。もし大地震が起こっても、隙間に打たれた詰め物が振動を吸収して上下に動くので、石がずれることはありません。
IMG_1475.jpg
髪の毛一本も通さない程隙間なく完璧に数トンもの石を組み上げることは、いくら労力と時間をかけたとしても、出来ることではありません。高度なテクノロジーが使われたのです』

考古学者によれば、密度が高く硬い花崗岩を成型するのに使われたのは、石器や青銅器だという。しかし、このような道具が、オリャンタイタンボでは見つかっていない。また、未知のエネルギーによって溶接したかのように巨大な石どうしをつなぎ合わせた方法は、未だに分かっていない。

IMG_1476.jpg
IMG_1478.jpg
古代の職人が謎の工法を使用した証拠は、近くの遺跡にもあるという。それは「コンドルの神殿」と呼ばれ、ここにある採石場から安山岩の巨大な石板が切り出されたと考えられている。

IMG_1481.jpg
前出のブライアン・フェルスター氏が語る。
『コンドルの神殿は、不思議なところです。ここには、四角く石を切り出した跡が残されています。石は非常に硬い安山岩ですが、正確に切り取られ、表面に傷一つ残っていません。カドの部分は、丸みを帯びています。どうやってこんな切り取り方をしたのかは、解明できていません』

この点について、ジョルジョ・ツォカロス氏が語っている。
『石の表面は一見荒く見えますが、触れてみると、浴室の鏡のようにツルツルしています。これはガラス化を起こす何らかの技法が使われたことを意味します。
IMG_1483.jpg
それに、切り取られた後の土台の部分には、アヤメ模様の切り込みがあるのですが、これはノコギリの跡ではないかと、私は思っています。これが古代に機械が使用された証であることに、議論の余地はありません!』

古代宇宙飛行士説の提唱者、作家のエイリッヒ・フォン・デニケン氏が語る。
『先史時代の道具では、歯が立ちません。オリャンタイタンボ遺跡のほとんどが、安山岩から造られています。
IMG_1485.jpg
安山岩を切るには、それより硬い物が必要です。ダイヤモンドを使った道具なら可能ですが、石器時代には存在しませんから、宇宙人の道具が使われたに違いありません』

オリャンタイタンボを造った者達は、別世界から手に入れた道具を使用していたのだろうか。アンデスに伝わる最も古い創世神話を調べることで、手がかりが見つかるかもしれない。

神話によれば、この地の始祖となった人物は兄と妹の兄妹で、「太陽の子」と呼ばれていたという。この謎の人物は太陽神によって送りこまれたとされており、「金のくさび」と呼ばれるものを持っていた。

この金のくさびは、石を切るための装置だったのだろうか。「太陽の子」が使用した金のくさびが石を切り出したり、その石を空中移動させたりするために使われたハイテク装置だったなら、おそらくは宇宙人によって与えられたものだろう。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『オリャンタイタンボに、この金のくさびに関する伝説が残っているという事実から考えると、私には何らかの地球外生命体活動が、何千年も前にそこで行われていたように思えるのです。高度な異星人のテクノロジーがどんなものだったかは解かりませんが、それによってオリャンタイタンボ遺跡に行けば、今でも驚くべき建築工学の名残を見ることが出来るのです』

UFO研究家で小説家のビル・バーンズが語る。
『砦の壁の建材となった50トンもの石を、どうやって切り立った崖の上へ運んだのでしょうか。その方法は、解明されていません。クレーンやリフトがあったとしても、足場を組んだとしても、説明がつかないのです。これほど重い石をこれほど高く持ち上げるには、反重力の装置あるいは牽引ビームのようなものが、必要だったでしょう。地球の文明に、何者かが手を貸したのだろうと言われています。その何者とは、古代の宇宙人です』
(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
中南米には、古代宇宙人のテクノロジーで造られたとしか思われないような遺跡が、たくさんある。その技術力は、想像を絶するものがある。



スポンサーリンク



nice!(10)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 10

コメント 2

いっぷく

古代に作られたとは思えない建造物、
世界にはまだまだ未知のことがありますね。
by いっぷく (2017-06-30 21:31) 

レインボーゴブリンズ

いっぷくさん、いつもありがとうございます(^O^)/
最新の現代科学技術をもってしても作れない建造物が、古代に存在したという驚愕。宇宙人がもたらした技術だと、私は思います。
by レインボーゴブリンズ (2017-07-01 14:48) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。